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2022年5月 7日 (土)

長引く侵攻      ~ゆうてもええかな~

 国連安全保障理事会は6日、ロシアによるウクライナ侵攻後で初めてとなる声明を発表し、ウクライナにおける平和と安全の維持を巡る深い懸念を表明した。安保理は声明で、全ての加盟国は、国際連合憲章の下で国際紛争を平和的手段を通して解決する義務を負っているとし、平和的解決に向けたグテレス国連事務総長の取り組みに強い支持を表明した。この声明の採択採択にはロシアを含め全15理事国の同意が必要で、名指しを避けるなどロシアも受け入れやすい内容にしたため、ロシアは拒否権を初小津しなかった。
 国連と赤十字の活動によって、ウクライナ東部、特にマリウポリのアゾフスターリ製鉄所では、ロシアが民間人の退避のため日中の戦闘を5日から3日間停止すると一方的に発表し、攻撃が続いている状況は確認されているようだが、ウクライナ側の発表によると6日、民間人少なくとも50人を退避させることに成功したと明らかにした。その後の状況は伝わっていない。
 ロシアは9日に戦勝記念日を控え、戦果が必要な時期であって、特にウクライナ側の拠点として象徴的となったマリウポリの製鉄所制圧に注力していた。ロシア国内、さらにいえばプーチン大統領の都合ではあるが、ウクライナ側の抵抗が激しく、未だ制圧できていないらしい。象徴的であるが故に、国連も赤十字も、製鉄所に避難している民間人の待避に注目していて、現時点で総攻撃をかけると非人道的行為を世界にさらすことになる。そのために3日間の停戦を打ち出したと見られる。
 ウクライナ全般を見ても、ロシアの苦戦と長期化の情報が出てくるばかりで、ロシア国内向けに勝利を宣言できる要素はない。ウクライナ側には欧米諸国から武器が供与され続けていて、長期化すれば、経済的にも戦力的にも、ロシアは徐々に苦しくなる。
 ロシアもウクライナも、お互いの大統領は勝つつもりで意気軒昂だから、落としどころが見えない。仲介する国も見当たらない。まずは9日、ロシアがどんな宣言をするか、注目するしよう。
 
                           (仲)
 

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