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2019年10月 5日 (土)

分かりやすい人達三態      ~ゆうてもええかな~

 今週はネタが多くて、選ぶのに困る。だから順不同で、少しずつ触れていく。
 香港情勢。逃亡犯条例改正案に端を発したデモは、条例反対から行政長官辞任へと目的が推移し、香港の自治を求めてふくれあがって武力衝突が起きている。4日、香港政府はデモ参加者がマスクで顔を覆うことを禁じる『覆面禁止法』を制定し、翌日発効させた。法の主旨はあまりにも分かりやすく、顔をさらせばデモの激化が止められ、催涙弾などへの防御を抑止できると思ったのだろう。ただ、法制化の手順に無理がある。緊急状況規則条例では、行政長官権限で緊急事態に議会を通さず制定することができ、これを今回発動した。今回はガスマスクを含む覆面禁止だが、同じ手順で、SNSなどの通信規制、交通制限などを法制化しようと思えば可能で、デモの実行を縛ると反対派は反発している。武力制圧にまで至らなければいいが。
 関電金品問題。批判活動が起こるかも知れないと思っていたが、予想を超えて次々と事実が明らかになり、批判どころか調査がいつ終わるか分からない。菓子の下に金貨という話も出て、さらに行政も巻き込んでずぶずぶの関係の実態が一部見え始めている。先週の記者会見で最低限の情報で幕引きにしたかったが、内容のほころびが分かりやすくて、ぼろが出るのが早かった。ここに至ればもう、株主訴訟や警察の捜査を待つべきだろう。
 北朝鮮ミサイル発射。直近は短距離ミサイルだったが、2日、海上から準中距離弾道ミサイルを発射し、日本のEEZ内に着弾した。潜水艦に搭載できるミサイル実験で、日本も射程に入る。5日から米朝実務者会談が始まる前のタイミングで、トランプ大統領が準中距離のラインまでは問題視しないことを確定させた。米朝間の協議で北朝鮮は武装レベルをなるべく引き上げておきたいし、経済制裁解除を段階的に進めたい。トランプ大統領自身、大統領再選に向けて成果が欲しく、北朝鮮に文句を言わないことを見越している。日韓は眼中に無い、いや、金づると見ているか。
 安倍首相の所信表面演説。改憲促進も強気になれず、諸問題を抱えていることの表れだろうな。
                             (仲)
 ※来週は都合により休載します。再来週再開予定です。

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