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2019年6月 1日 (土)

物価も関税も上がる      ~ゆうてもええかな~

 今回は二つの話を並べてみる。ただ、経済状況という観点でくくれば、つながっていると思う。
 6月に入っても、商品やサービスの値上げが相次いだ。カップ麺などのインスタント麺、飲料、アイスクリーム、ポテトチップス、食用油、映画料金や運賃等々。3月頃から食料品を中心とした値上げが顕著になっているほか、トイレットペーパーなどの底値が上がっている。
 全般的に、原材料と梱包資材、人件費物流費の高騰が背景にある。人手不足は深刻で、業種を問わず今後の大きな問題であって、消費者はただ困るばかり。文句のつけようがないから、節約しようか、という動きになっている。10月の消費税増税後は値上げしづらくなるからこのタイミングで、という心理もあるかもしれない。
 ここまでは家計の支出。収入の方で影響がある世界経済は、米中貿易摩擦が、中国側の報復関税が始まって、出口がいっそう見えづらくなった。アメリカはファーウェイ規制、中国はレアアースの輸出規制をちらつかせての応戦と、貿易額だけでなく電子機器戦争と化している。6月のG20サミット時に米中首脳会談が予定されていて、世界が見守っているところへ、先月30日、メキシコに対して5%の制裁関税を課すと発表した。不法移民対策の遅れに対する制裁と主張している。メキシコにはアメリカ向けの自動車関連企業があって、その全てに影響が出る。市場は敏感に反応して、株安の展開となった。
 日本も傍観者ではない。世界経済の減速の影響だけでなく、直接的に、日米交渉が待っている。安倍首相はトランプ大統領を4日かけて接待したが、通商交渉は参院選後に、と、宿題を置いて帰った。農産物、自動車関連がメインになるだろう。米中のIT関連のような案件はないと思うが、厳しい交渉になるはず。
 アメリカは好景気で、だから短期的には強気の交渉ができる。インフレ懸念はあるが、大統領は来年の大統領選挙目指して強気の経営手腕で運営するだろう。持ちこたえられるか、世界経済。

                            (仲)

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