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2019年6月 8日 (土)

高齢者ドライバー事故の防止策は      ~ゆうてもええかな~

 自動車部品の規格は、家電製品などに比べて格段に厳しく設定されている。使用環境が夏の暑い時期から冬の凍結の時期まで大きな幅があり、走らせるから、駆動による振動、衝撃、加速減速に横方向の遠心力の負荷に耐えねばならない。そして、部品によっては、故障は人の生死に直接関与する。それでも100%安全などあり得ないから、車検など安全性を高める制度ができている。
 ここ最近、高齢者ドライバーによる事故のニュースが続いている。数年前までは、ブレーキとアクセルの踏み間違いで、駐車スペースから飛び出す例があった。そういう形ではなく、道路を走行中に周囲の自動車や歩行者と接触して重大な事故に至るケースが重なった。
 ただ、高齢者ドライバーの事故だけをセンセーショナルに報道するのは違和感がある。高齢者以外でも注意不足や悪質な運転での事故はあるから、全体として増加傾向にあるか、発生状況の傾向に変化があるか、検証する報道はないものか。
 最近の自動車では、衝突回避支援のシステムを組み込んでいる。メーカー、車種によって程度の差があって、残念ながら今のところ完全に回避できるところまでいかない。自動運転はまだ先の話で、事故発生の確率を下げる程度。
 自動車に求められないなら、運用で回避可能か考えてみる。速度リミッター導入も一つの策だが、道路事情がそれを許せるか。低速車を許容できる社会だろうか。
 免許返納。免許更新の条件を厳しくすることは理屈では可能だけど、代替の交通手段がある地域無い地域で同じ運用ができるか。都市部以外での移動手段の確保を自治体任せにすると負担が大きい。そう考えると、運用面でも良策は出そうにない。
 そもそも、人の手助けをするのに、人に勝るシステムは今のところ無い。自動運転営業の新交通システムで逆走事故が起きたのを見て、一般道を走る自動車の自動運転はまだまだ先だと思う。せめて、遠隔操作で循環するシステムができれば、打開策になりそうだが、もう少し先の話だ。

                             (仲)

 

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