« 結果を予測しない事案3件      ~ゆうてもええかな~ | トップページ | 政府統計調査が不適切ならば      ~ゆうてもええかな~ »

2019年1月 5日 (土)

年初から市場乱高下      ~ゆうてもええかな~

 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
 さて、年始に明るい話をしたいところだが、株式市場が荒い展開を見せているのが気になる。
 4日の東京市場は、大発会のご祝儀もなく452円安で、2万円の大台を切って引けた。海外市場は3日から取引が始まっていたが、アップルが中国向け販売不振で業績予想を下方修正したため、中国経済の先行き不安が広がり、ニューヨーク市場が下落。また為替市場でも比較的安全な円が買われて円高が進んだこともあって、アップル関連の半導体、電子部品などの銘柄が軒並み下げて引けた。その後4日の取引が始まったニューヨーク市場では、アメリカ国内の12月の雇用統計が市場の予想を上回ったこと、経済指標が好調だと利上げを決めるFRBの動向が不安材料になるところを、FRBのパウエル議長の、経済が弱含みとなった場合に金融引き締め路線を柔軟に見直す姿勢を示したことも安心材料となって、3日の下落分を戻した。週明けの市場動向は持ち直すだろう。
 ただ、米中貿易摩擦が解消したわけではないし、中国市場の動向は楽観視できない。国内では、5月1日の次期天皇陛下即位と改元を迎えるのが好材料だけど、統一地方選挙、参院選、そして消費税増税前の駆け込み需要とその後の需要減を織り込まなくてはいけないから、年間通して上下の激しい市場展開になるだろう。
 東アジア情勢も不透明だ。中国経済が貿易戦争長期化に耐えられるかどうか。金融緩和策をとっているが、良い材料は今のところ見当たらない。韓国経済は政権政策が雇用停滞を招いていて、先行きが見通せない状態。北朝鮮情勢は停滞し、非核化は前進しない。トランプ政権が地域安定化のため仲介に動く気配はない。基本は自国主義なのだから。
 EUも含め、世界的に経済が停滞する気配で、一喜一憂乱高下の市場展開になりそうな気がする。日本企業、消費増税を乗り越えられるか、今年は正念場になる。
                               (仲)
                                戻る

« 結果を予測しない事案3件      ~ゆうてもええかな~ | トップページ | 政府統計調査が不適切ならば      ~ゆうてもええかな~ »