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2018年11月10日 (土)

中間選挙でトランプ氏は勝ったのか      ~ゆうてもええかな~

 6日、アメリカ上下両院議員選挙の投票が行われた。結果は下院は野党民主党が過半数に達した。上院では与党共和党が非改選の42議席と今回改選の9議席で合計51議席で、過半数を確保した。上院と下院で過半数の政党が異なるねじれ状態となった。
 トランプ大統領は、投票前は自身への信任投票だとして精力的に遊説をこなした。そして開票結果を受け、勝利したとツイートした他、記者会見でも完全勝利と発言した。下院で過半数を取られたのに強気の発言が続くトランプ大統領だが、実際にご本人は良い結果だったと捉えているようだ。即ち、必要な結果は確保した。
 まず、上院で過半数を取ったこと。改選数プラス補選で35議席の当選数は民主党の方が多いが、非改選の42議席と合わせて過半数を確保できた。下院で民主党が勝つことはやむを得ない情勢で、上下両院で民主党が上回ること、議会対大統領の対決構図になることは避け、ねじれ状態でとどめた結果となった。
 そして、同日行われた35の州知事選挙で、重要と位置づけたフロリダ州とオハイオ州知事選を共和党が取った。全体数の多寡ではなく、トランプ大統領は大統領選激戦区を共和党が取ることが必要だった。これは再来年の大統領選挙再選をにらんでのことである。
 全体として、トランプ大統領の支持層である白人中間所得者層の支持を固めたこと。アメリカ国内の分断がさらに鮮明化し、自身の支持層の信任を得た得たことで、トランプ大統領は再選の足固めを確認した。共和党は勝ち負け入り交じるが、トランプ大統領は欲しい結果を多く得た。
 議会のねじれで国内政治、財務政策が滞る分は、大統領権限で行える範囲、主に外交で成果を上げて国内雇用を守る方向で補えばいい。米中関係は落としどころを探る作業に移るかも知れないし、これから通商交渉が始まる日米は、要求が厳しくなる可能性が高い。アメリカの自国第一主義はこれからも続く結果だったのではないか。
                              (仲)
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