« 日中関係改善の幻影      ~ゆうてもええかな~ | トップページ | 中間選挙でトランプ氏は勝ったのか      ~ゆうてもええかな~ »

2018年11月 3日 (土)

外国人就労拡大を5ヶ月で      ~ゆうてもええかな~

 政府は2日、出入国管理法の改正案を閣議決定し、衆院に提出した。早ければ来週審議入りし、臨時国会での成立、来年4月1日施行を目指す。
 現行法では、外国人の就労資格は医師や弁護士などの高度な専門人材としていたが、改正案では単純労働にも広げる。外国人労働者受け入れの政策転換で、経済界の人手不足解消への要望を短期間で応えるための法案に見える。単純労働分野に就く外国人の在留資格に、特定技能が必要な業務に就く特定技能1号と、熟練した技能を有する特定技能2号を新設する。特定技能1号資格は最長5年の在留期間が認められ、特定技能2号の資格は在留期間の更新が可能で、配偶者や子どもも日本に住むことができるとしている。
 外国人が就労するにあたっての受け入れ体制とか、コミュニケーションの問題があって不安視する声があるが、技能実習生や留学生の就労実態をどう評価するかで議論が分かれる。問題は、実質的な移民政策になるとの懸念が出ていることに対して、閣議決定された法案では是とも否とも判断できないのに、5ヶ月後の4月1日施行を目指すというところにある。
 法案では、在留資格を新設するが、受け入れ業種や人数は明記せず、省令で定めるとある。法務大臣は法案審議に資するよう説明したいとしている。就労支援計画を含めた具体的な情報を法務大臣が出す省令に任せている。即ち、法改正の国会審議後に決まるということで、詳細は後出し。人手が足りないから臨時国会で外国人就労を認めろと国会に法案を出しておいて、どの業種で足りないからこの法案を出したかの説明が後回しなのは、来年4月1日に受け入れ拡大するという結論ありきの枠組みではないのか。なぜ来年4月からなのかという説明もない。
 これでは賛成も反対もできないじゃないか。なんとなく、地方の人手不足、特に被災地の人手を確保しないと地方経済が立ちゆかないから、来年の参院選までに仕組みを作りたいのだろうと想像できるけど。具体案後出しで5ヶ月後に施行というのは、無理があるんじゃないかなあ。
                              (仲)
                               戻る

« 日中関係改善の幻影      ~ゆうてもええかな~ | トップページ | 中間選挙でトランプ氏は勝ったのか      ~ゆうてもええかな~ »