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2018年10月 6日 (土)

トヨタとソフトバンク提携で活路      ~ゆうてもええかな~

 トヨタ自動車とソフトバンクは4日、移動サービス事業で提携すると発表した。新会社『モネテクノロジーズ』を出資比率ソフトバンク50.25%、トヨタ49.75%で設立する。2020年までは過疎地の高齢者ら交通弱者向けの配車サービスを始める。自治体やバス会社に車両や運行システムを提供し、歯医者や乗り合い・カーシェアリングのシステムを構築させる。
 今後、自動運転車を導入する。無人宅配や移動型店舗に使う構想で、2020年代半ばまでの実用化を目指す。もちろん、自動運転には法整備やインフラ整備が必要になるが、海外での整備が先行すれば海外進出もあり得る。
 トヨタ自動車は、自動車の需要がほぼ行き渡り、ハイブリッド車より電気自動車導入、自動運転へのシフトが世界的趨勢となって、自動車そのもののIT化の波が起こっている。自動車産業のなかでの展開には限界があり、市場開拓にはIT技術が必須と考え、提携に踏み切った。
 ソフトバンクも、携帯電話の需要がほぼ行き渡り、契約者数が伸び悩んでいる。新規開発技術として、5G通信を使った高速通信を使い、コネクテッドカー、周辺通信環境とつながる車のシステム開発に乗り出していた。システム技術をソフトバンクが、車そのものの技術をトヨタが提供することで、新しい需要を掘り起こすのが狙いだ。
 自動車とIT関連の企業提携は、ホンダとGMがグーグル子会社と、日産ルノー三菱連合がDeNAと提携の動きを見せており、技術開発競争の様相を呈している。システムと車両の開発を海外に先んじて進めれば、全体的なシステム、無人配車システムとか無人販売配送システムそのものが輸出産業になり得る。
 海外が先行して、規格を決められれば、それを守らざるを得ず、日本のシステムがガラパゴス化する。スピード勝負の最先端技術開発だから、資金と技術者をふんだんに投入できるもの同士が提携するのは当然。さて、5年後の世界はどうなっているかな。
                               (仲)
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