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2018年9月 8日 (土)

地震台風、天災が次々に      ~ゆうてもええかな~

 天災は忘れた頃にやってくる、というのは、明治時代の理学者である寺田寅彦の言と伝わっている。著書にその記述は無いが、同じ意味の警句を残している。
 今年に限っては、天災は忘れる間もなくやってくる。この夏の地震と風水害だけ挙げても、6月大阪府北部地震、7月西日本豪雨、台風12号、8月の台風20号、9月の台風21号。台風21号は非常に強い勢力で徳島県に上陸、大阪湾での記録的な高潮で関西空港が機能停止、風水害で、近畿と東海の広い範囲で停電など被害をもたらした。
 その片付けも終わらない6日未明、北海道胆振地方を震源とした地震が発生し、厚真町で震度7の揺れを観測した。土砂崩れで家屋倒壊が相次ぎ、死者は20名を超え、未だ安否不明の方がいる。北海道最大の発電所である苫東厚真火力発電所が火災等で停止したため、北海道内の電力供給が次々に止まり、北海道のほぼ全域で停電した。断水、物流など社会インフラのダメージが深刻だ。
 鉄道、道路などの物流が停止した。これらの影響で、生乳の出荷ができない、水産物の水揚げができないなど、農水産業と製造業での影響が懸念されるため、電力供給の全道回復は人命救助に次ぐ優先事項となっている。エネルギー供給も逼迫していることから、政府の支援が必須だ。
 電力供給は、需要量に追いつかない場合に故障を回避するための自動停止機能が働いたため、苫東厚真火力発電所が停止後、供給が足りなくて他の発電所も次々自動停止した。現状、使える発電所全て再稼働させて道内全域に電気を供給するが、需要が多いとまた自動停止するため、節電の呼びかけや計画停電の検討を余儀なくされている。
 想定以上の地震被害が発生し、余震と降雨による土砂崩れ等の心配が出ている。厚真町付近は火山灰質の土で、地震の際には粘りが無く流れやすい性質を持っている。冬の訪れが早い北海道で、インフラ復旧作業と電力、燃料のエネルギー確保が急務。物流が回復しないと、支援も難しい。政府レベルで迅速な対応が必要になると心得ていただきたい。
                               (仲)
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