« 米中貿易戦争は日本に飛び火か      ~ゆうてもええかな~ | トップページ | トヨタとソフトバンク提携で活路      ~ゆうてもええかな~ »

2018年9月29日 (土)

内閣改造と安倍総理の危機管理      ~ゆうてもええかな~

 安倍総理は国連総会出席の際の外交日程を経て、来週10月2日、自民党三役人事と内閣改造を行う。自民党総裁選後の安倍内閣組閣で、すでに麻生副総理兼財務相、管官房長官の留任を明言しており、大きな枠組みは変わらないと思われる。
 報道では、野田総務相と斎藤農水相の交代が取りざたされている。野田総務相は、総裁選立候補を断念して安倍総裁支持に回った。斎藤農水相は石破派である。
 その他、若干名の閣僚の入れ替えがある模様だ。具体的な情報は伝わってきていないが、どうやら総裁選で安倍総裁を支持した派閥からの起用が中心で、石破氏支持勢力からは起用されない可能性もある。これは敵対勢力排除ではなく、閣僚ポスト待機組が大勢控えているため、石破氏支持派から閣僚を起用すると、総裁支持層からの不満が出てくるからだ。
 ここで確認しておきたいのは、総裁選の投票結果である。いわゆる地方票は、安倍総裁55%、石破氏45%で、圧倒的な差ではない。国会議員票で、安倍総裁が8割を固めて勝った。これをどう見るか。総裁選中に、石破派の斎藤農水相に圧力がかかったとの報道があった。待機組を入閣させるためと考えた結果が、国会議員票に表れたのではないか。
 そう考えると、2日の内閣改造で、安倍総理の考えがはっきりする。石破氏支持派の起用が無ければ、挙党一致より安倍総理支持派で固めることを選択することになる。憲法改正発議や北朝鮮問題など、安倍総理が優先する案件を進めるなら、言うことを聞くチームで固めた方がやりやすい。一方、地方票の結果を、森友加計問題などでの国民の不信感がぬぐえない状態で、来年の統一地方選、参院選を戦うための現場の声と捉えるなら、交代はあっても石破氏支持派も取り込む人事になるだろう。安倍政権のリスク回避を考えれば、挙党一致体制になるはずだ。
 ちなみに。石破氏に投票したけど、小泉進次郎氏は別枠だ。サプライズで党三役とか入閣があれば、人気取りに走ったと思っていいだろうな。
                              (仲)
                               戻る

« 米中貿易戦争は日本に飛び火か      ~ゆうてもええかな~ | トップページ | トヨタとソフトバンク提携で活路      ~ゆうてもええかな~ »