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2018年7月14日 (土)

参院定数6増の審判は次の選挙で      ~ゆうてもええかな~

 参院の議員定数を6増やし、比例区に特定枠4を追加新設する自民党の公職選挙法改正案が11日、参院本会議で与党などの賛成多数で可決された。自公両党は衆院での審議を経て、22日まで延長した今国会中の成立を図る。
 もう少し詳しく見ると、定数増の主な目的は、1票の格差の是正だ。だから、議員一人あたりの有権者数が一番多い埼玉選挙区の定数を増やす。参院は3年ごとに半数改選だから、それぞれ1増で、合計2増。
 そして、比例区に特定枠を設ける。現行の比例区は全国区で、非拘束名簿式。政党は提出する名簿に当選順位をつけることはできない。有権者は候補者名か政党を書いて投票し、政党名の数に候補者の票数をそれぞれ所属する政党数に割り振って加え、各政党の当選者数を決める。各政党の当選者は、候補者名での投票数の順に決まる。平成12年の選挙改革で、拘束式から非拘束式に変わった。比例区の定数は96。改選数は48。
 今回の改正案で、比例区に特定枠、即ち非拘束名簿より優先して当選できる枠を新設する。新設による定員増は4。改選数は2。なぜこの数字か。選挙区で、島根・鳥取合区と徳島・高知合区の改選数が1で、議員選出がない県が2県になる。だから選挙区と特定枠で全都道府県代表議員を確保しようとしている。
 自民党参院のごり押しである。平成12年に定数削減をしてから、1票の格差是正は増減同数で定数を維持した。今回は3年前の定数是正を行ったときの合区を事実上解消して定数増にする案で、得票1位の候補者より特定枠が優先で当選する。自民党の都合しか考えない案だし、増分をどこかで減じて定数を増やさない調整すらしていないのは、怠慢だ。
 総裁選での参院議員の支持取り付けのために選挙制度を変え、来年の参院選が実施される。そこで勝てる前提でごり押ししているように見えるが、来年まで盤石なのかな。自民党。
                             (仲)
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