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2017年11月11日 (土)

9月期決算好調なれど      ~ゆうてもええかな~

 今年度の上場企業9月期決算発表がピークになっている。3月期決算の企業なら、中間決算に当たる。特に輸出が好調で、多くの企業で営業利益、純利益ともに高水準で、全般で過去最高水準となる勢いだ。
 明暗はある。好調なのは、アメリカでの好景気を牽引するIT関連で、輸出が好調。半導体が非常に活況で、家電などをインターネットにつなぐ「IoT」が浸透し始めている。その次には、AI搭載技術が急伸しており、半導体関連は当面、現状の勢いを保つ。
 アメリカに限らず、新興国でもスマートフォンと自動車の需要が増加している。自動車はハイブリッドや電気自動車が展開している。スマートフォンもまだ行き渡っているとは言えない状態で、まだまだ伸びる。
 一方、不調の業種もある。スマートフォンの普及で、コンパクトデジタルカメラ市場が鈍化している。また、スマートフォンによるテレビ離れ傾向で、液晶パネルも苦しい。小さい画面はより高輝度の有機ELが競争相手となっている。他の家電同様、テレビも「IoT」技術の組み込みがなければ、新鮮みが出にくい。
 好調な企業は、政府は賃上げを要請しているが、ボーナスが期待できる程度のようだ。アメリカ経済が好景気を牽引しているが、トランプ政権下ではいつ状況が変わるか分からない。アジア歴訪中の大統領は、経済課題が第一で、ビジネスの話が最重要のようだが、政権基盤は盤石ではない。また、特に製造業や運送業などでは、増益分は省力化、自動化の設備投資に回したいと言っている。設備業界が良くなるのは良い傾向だが、一部限られた業種であり、国内消費に貢献するレベルではない。
 検査員が足りないとか、そういう体質の問題を抱えた企業は、話は別だ。必要な人手は確保しなけりゃ。手当を出してでも育成すべし。
 
                           (仲)
 
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