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2017年11月 4日 (土)

iPhoneXの波及効果      ~ゆうてもええかな~

 3日、アップル社の新型スマートフォン『iPhoneX』が発売された。通常はインターネット予約だが、今回は予約無しでも直営店での販売があるとのことで、東京・表参道のアップル直営店の前には開店前に約550人が並んだ。
 iPhoneXは、9月発売の『iPhone8』の上位機種として展開することになりそうだ。ユーザーが操作する点で、大きな違いは、指紋認証が顔認証に変わって、指紋認証にも使われていたホームボタンを無くしたこと、ディスプレイを有機ELに変更してクリアな画面にしたことだろうか。操作性が変わったためか、『X』は11万円を超える価格設定となっている。
 部品生産が遅れたため、品薄となっており、携帯大手各社の初日販売分は予約でほぼ完売。年内に順次生産が続くようだが、早く手にしたい人向けに直営店での予約無し店頭販売となったようだ。発売開始のスタートダッシュを印象づける効果もあった。
 パソコンの販売が落ち込んで、電子業界の起爆剤が無く、iPhone8も様子見で伸び悩んだなかでのiPhoneX発売で、新機能や有機EL画面を新規採用していることも含めて、関連部品業界が作り込みに大わらわであることは想像できる。現時点では、iPhone発売10年をターゲットに開発されたこともあって、部品もアプリも汎用性に欠ける。11万を超える価格は、来年以降、部品の量産化で安くできるだろうし、アンドロイド系にも技術競争という点で波及があれば、電子業界への貢献も期待できるかもしれない。ただし、部品製造は量産で安価にできる東南アジアなどに依存する傾向に変わりは無いが、軽薄短小化技術はスマートフォンには必須で、バッテリー、メモリー、ディスプレイ込みで、片手で持てる重量と、加熱しない安定駆動性が求められる。システム開発と部品開発の両方が求められる。技術力で、各業種のメーカーがしのぎを削れば、電子業界の基幹は強固になる。高価になるのは当然だろう。
 消費者として、高価な機種を選ぶかどうかは、別問題だけどね。
 
                           (仲)
 
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