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2017年7月29日 (土)

北朝鮮ICBM再発射の愚      ~ゆうてもええかな~

 27日深夜、北朝鮮は内陸部からミサイルを発射し、北海道奥尻島北西の沖100km付近の日本の排他的経済水域内に着水した模様だ。北朝鮮は翌28日、大陸間弾道ミサイルICBMの2回目の発射実験に成功したと大々的に報じた。
 またか、という気もするが、日本領海に近く、船が行き来するかもしれない公海上に実験用ミサイルを撃ち込むあたり、日本は眼中に無いようだ。NHKの定点カメラが、同時刻に日本海に光を発する物体が落下する様子が記録されており、ニュースでも報じられた。
 北朝鮮が何をしたいのかは知らない。アメリカ本土まで届く核弾頭搭載可能なミサイルを開発している、というなら、あまりにも正直すぎて、ひねりが無い。技術を売るための開発とか、他の、例えば核開発に注目されないためのカモフラージュとか、裏を読もうとすれば無いことは無いが、それにしても頻度と技術の進捗のテンポが速い。金正恩体制維持のため、アメリカに向けて立て続けに仕掛けなければならない事情もあるかもしれない。
 ICBM、ミサイル、核実験を繰り返すたび、中国は表向きの立場として距離を置かなければならない。裏で北朝鮮という国を維持する画策はあるだろうが、在韓米軍と韓国軍の共闘、増強を招くのは、中国は困る。韓国防衛相は消極的だった迎撃ミサイルシステムTHAADの本格運用を明言した。朝鮮半島近辺の米軍増強は、ロシアにも不快だろう。
 日本は蚊帳の外。北朝鮮にとって、資金調達が細る今、日本に向き合うと拉致問題がある。経済支援の見込みが無いなら、アメリカとの交渉が優先なのだろう。
 アメリカ、中国、韓国、その他関係国と、個別に交渉する外交ができないのか。今のは瀬戸際外交では無く、着地点が見えずに突っ込んでいる危うさがある。何か一つ、例えば国境線での暴発とか、ミサイルが船か飛行機に当たってしまう事故を起こしたら、アメリカは容赦しない。きっと。
 
                              (仲)
 
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