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2017年7月15日 (土)

閉会中審査の効果      ~ゆうてもええかな~

 安倍首相は13日、加計学園問題を巡る国会での閉会中審議に応じ、自ら出席して説明する意向を自民党国対委員長に伝えた。与野党で日程を調整する。
 今まで必要ないとの姿勢だったが、一転して首相出席を決めたのは、支持率が下がっているからに他ならない。第二次安倍政権はアベノミクスを背景に高い支持率を維持してきたが、ここへ来て、一部報道では支持率30%を割り込むほど急落していて、首相周辺が危機感を抱いている現れとみることができる。
 加計学園問題について、閉会中審査での集中審議を国会でやったからといって、疑惑が解明するとは思えない。設定した時間で、野党が政府の関与があったと主張し、政府は否定することを繰り返して終わるだけだろう。
 首相サイドの予定は、9月とみられる臨時国会で憲法改正論議をねじ込むために、今までのダメージを払拭したい。そこで8月、内閣改造と党役員人事で態勢を固め、1ヶ月の準備期間をとって臨時国会に臨む。それまでに支持率対策で、加計学園問題の説明する姿を見せよう。そういう意図が透けて見える。
 支持率低下の直接原因は、加計学園問題だけでなく、共謀罪での強行採決、二回生議員の失態など、自民党に緩みが出たところに、都議選で小池新党が反自民票を引き受けて大勝したことで、自民一強の印象が一変したところにある。それ以前、トランプ大統領当選のあたりから、保護主義台頭による日本経済の先行き不安がわき上がり、アベノミクスで支持を維持してきた安倍政権の基盤が盤石ともいえない状況があった。
 閉会中審査に応じてダメージを払拭したい安倍政権だが、効果のほどは期待薄。逆に野党が安倍政権を追求できる材料があるという情報も無く、こちらの効果も期待薄、かな。
 
                            (仲)
 
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