« 北朝鮮への圧力は      ~ゆうてもええかな~ | トップページ | 3月期決算発表ピーク      ~ゆうてもええかな~ »

2017年5月 6日 (土)

民進党の混迷      ~ゆうてもええかな~

 来週には、フランスと韓国の新しい大統領が決まる。どちらも結果次第では政治情勢が大きく変わることになる。
 日本の首相は直接選挙制ではないから、政権交代は総選挙での意思表示になるわけで、直近では民主党が政権についた。8年前のことだ。3年3ヶ月で、自民党政権に戻った。
 二大政党での政権交代を目指したが、今は自民一強の状態である。自公連立政権で民進党は野党第一党ではあるが、党勢は低迷していて、厳しい情勢になっている。
 5月3日、安倍首相が憲法改正に関するメッセージを発した。公式の場では無いが、具体的に2020年という日程目標と、自衛隊の存在を第9条の条文に追記するという、具体的な条項を明示した。自民党内での議論を経ないままに発信したことで、憲法調査会の審議が混乱するものと思われるが、少なくとも国会議論をたきつける効果はあるだろう。
 このメッセージは、民進党も揺さぶった。もともと、リベラル派と保守派が合流した党で、蓮舫代表は改憲反対派だが、党内の意見が統一されているわけではない。
 また、東京都議選を前に、離党が相次いでいる。7月の都議選告示前に態度を明確にした形で、これは小池新党への合流に含みを持たせる動きだから、今のところ民進党執行部そのものへのダメージが具体化している状態ではないが、都議選に負けた場合の蓮舫代表、党執行部の責任問題が浮上する可能性がある。ここが民進党の弱みだろう。旧民主党時代から、反自民が合流して民進党に至っているので、一枚岩ではない。ほかに受け皿があって、移れば選挙戦に有利と判断した議員が離党するという図式が続けば、分離と集合を繰り返すのだろう。
 国民に反自民の機運が出てくれば、民進党は浮上できるのだろう。まず、憲法改正の意思表示に対応しないと、次回総選挙は苦しくなるだろう。
 
                       (仲)
 
                        戻る

« 北朝鮮への圧力は      ~ゆうてもええかな~ | トップページ | 3月期決算発表ピーク      ~ゆうてもええかな~ »