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2017年2月 4日 (土)

アメリカ大統領令連発      ~ゆうてもええかな~

 異例の状態である。トランプ大統領就任後、ほぼ連日、ニュースのトップ項目に出てくる。大統領令を10以上出し、賛否でアメリカ国内が割れている。
 中でも先月27日にサインした中東アフリカ7カ国の国民の入国を一時的に禁止した大統領制は、反論渦巻く騒ぎになっている。テロ対策を名目として出されているが、サイン後に入国しようとしたビザ取得済みの人たち数百人が拘束されたり、アメリカ行きの航空便への搭乗を拒否される事態となっている。
 3日、ワシントン州の連邦地方裁判所で、大統領令の無効化を求めた訴訟で、一時差し止めを命ずる仮処分の決定が出た。法的には即時全米で入国禁止処置が停止することになるが、ホワイトハウスは不服申し立てで対抗している。
 大統領令は、議会の議決無しに、法的拘束力を持つ命令を発することができる。ただ、何でもまかり通るわけでなく、連邦裁判所が違憲の判決を下した場合は取り消される。また、議会も大統領令に反対する議決を出すか、大統領令執行に必要な予算を承認しないことで対抗できる。
 入国禁止を停止する仮処分決定は、人権侵害と地裁が判断したと見られる。就任直後の大統領令を地裁が差し止める決定をするなど、異例である。アメリカ第一主義を掲げて、保護主義的政策を連発しているが、アメリカ国民の大多数がトランプ大統領を支持しているわけでなく、IT企業やソフト開発分野など、多様性を必要として多くの国から頭脳や力を求める分野には、保護主義は障害でしかない。
 今年はごたごたするだろう。議会は保守派が過半数だが、論戦が見物だな。

                        (仲)

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