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2016年11月26日 (土)

年金制度改革法案      ~ゆうてもええかな~

 25日の衆院厚生労働委員会で、年金制度改革法案が可決された。強行採決で、野党は反発しているが、来週には衆議院本会議での審議が行われる。
 年金制度は現在、現役世代が受給者の年金を負担するシステムになっている。昨今のデフレ、低賃金レベルでの推移では支給分をまかなえなくなることを防ぐためとして、現役世代の賃金が下がった場合受給額を引き下げる賃金・物価スライドなど、現役世代の年金負担を考慮した法案だと政府は説明している。
 原資が足りないから年金受給額を減らしましょう、と言っているわけで、それで高齢者が生活できるかというと、概ね賄えるとしているが、法改正で受給額が減るのは必然。高齢者世帯に減額をお願いすることに対して、説明が足りているとは言えない。
 年金受給者の生活を概ね賄えると判断したなら、試算した数値があるはずだが、その試算の設定条件が分からない。社会保障改革の項目で、税制改革での給付金担保を考えるより、物価・賃金の動きに合わせる形だから、負担側の収入が増やす、あるいは人材活用の政策との関連が透けて見え、経済の循環で運用させたいと感じる。現役世代が不満を溜めない制度にする意図か。
 社会保障としての年金制度のあり方を考えるなら、年金だけで暮らしていけない状態を招かないよう、財源の確保であったり、消費税や医療負担の軽減など、安定して生活できる施策が先にあって然るべきだが、今回の法案は、国庫に入る金を手当てできないから出る方を絞った形だろう。
 高齢者の就労環境を整えることを考えている人もいるのだろうな。きっと。

                          (仲)

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