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2016年5月14日 (土)

三菱自動車は日産傘下に      ~ゆうてもええかな~

 12日、日産自動車と三菱自動車が、資本業務提携することで基本合意したと発表した。日産が第三者割当増資分を引き受け、全株式の34パーセントを取得して筆頭株主となり、三菱自は雇用とブランドを維持しつつ再建を目指す。
 三菱自の軽自動車の燃費不正操作の事実を発表したのが先月20日。このあたりから起算するとあまりにも早い傘下入りの発表だが、日産が販売していた車種が含まれていたのだから、もっと早い段階から水面下での動きがあったのだろうと考えても不思議ではなく、不正問題が無くても、業務提携は進んでいたかもしれない。
 三菱自は、報道の通りであれば、軽自動車の分野での開発で他社に先んじられていて、燃費向上などの技術開発力の向上が重要な課題だった。ただ、株主であり三菱グループの中心でもある三菱重工と三菱商事は、業績不調で、余力があるわけではない。アジア市場での実績があることから、他国メーカーでも提携の動きがあったと言われている。
 今後の自動車産業は、エコカーや電気自動車、自動運転技術の開発が重要になる。日産にとっても、三菱自の技術と市場実績は失いたくないだろうし、何より、日産・ルノー・三菱自を合わせれば年間販売台数でトヨタ、フォルクスワーゲン、GMに迫る規模となる。燃費不正で企業イメージがダウンし、株価が下がった今、日産が出資に動いた形だ。
 エコカーと自動運転技術は自動車産業生き残りの必須アイテムで、生き残りを賭けた技術開発競争が始まっている。今回も、その一環なのだろう。

                         (仲)

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