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2016年1月23日 (土)

カツだけじゃない横流し      ~ゆうてもええかな~

 大手カレーチェーンから出た廃棄カツを横流しした件で、愛知県の産業廃棄物処理業者に捜査が入っている。先週すでに報道されていたが、まだ続報が止まない。コンビニやスーパーから請け負った廃棄食品も横流ししていたことが分かっている。
 横流しされたカツが店舗で販売、あるいは揚げて総菜や弁当に入れる形で、一部が市場に出回っていることが確認されていた。産廃処理業者と流通先の業者が、産業廃棄物処理法違反の容疑で捜索を受ける一方、行政は食品を扱う産廃業者に立ち入り検査をするなど、影響が広がっている。
 企業が出す産業廃棄物は、法律では自社で処理するのが原則だが、専門の設備と技術を持つ産廃処理業者に委託することができる。その場合、マニフェスト(管理票)を発行して、処理業者が処分を完了したことを排出業者が管理する。今回の場合、処理業者が転売目的でマニフェストにウソの記載をしていた。
 この業者は、廃棄食品を堆肥にリサイクルすることが売り文句だった。CO2排出削減を望む排出企業には有効だが、今回の問題は、企業のコンプライアンスの問題になる。違法な処理業者に産廃処理を委託することは法令違反で、排出する企業にも責任が及ぶ場合があるから、産廃処理業者を変更する動きになる。過去に不法投棄などで業者が摘発された際も大きな事件になったが、今回は消費者の口に入っているから、深刻だ。
 消費者には、食品の出所を探るすべはなく、信用して買うしかないのだ。健康被害が出なければいいが。

                         (仲)

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