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2015年12月 5日 (土)

ノーベル賞授賞式      ~ゆうてもええかな~

 日本時間11日、ストックホルムで今年のノーベル賞授賞式が行われる。医学生理学賞受賞の物理学賞受賞の大村特別栄誉教授、物理学賞受賞の梶田教授が現地に向かっている。
 梶田氏は、宇宙素粒子観測装置『スーパーカミオカンデ』での素粒子ニュートリノ実験から、ニュートリノに重さがあることを証明した。ニュートリノは他の粒子と反応しにくく、宇宙から飛んできたニュートリノはほぼ地球をも通り抜けてしまう。梶田氏がニュートリノに重さがあることを証明して、現在の研究の流れを作った。
 なぜ『物質』が存在するのか。理論上、自然界に『物質』があれば、反対の性質をもつ『反物質』があって、これが合わさればエネルギーを出して消える。現に素粒子であるクオーク、ニュートリノには『物質と反物質』が確認されている。地球に限らず宇宙には『物質』がたくさんあるから『反物質』がどこかにあるとか、『物質』が多くなる理屈があるとか、そこが分かると『物質』が存在する仕組みが分かるはず。その研究に寄与した功績が評価された。
 大村氏は、感染症である河川盲目症の原因となる線虫を殺す効果がある物質を土壌から発見し、抗寄生虫薬の開発に寄与した。自然界の微生物が作り出す物資から薬品を作り出す研究は、古くはペニシリンの発見から続く手法であるが、発見までの労力の大きさは途方もない。ただ、発見に至れば病気治療には絶大な効果をもたらす。
 研究費や労力が膨大で、政府の補助無く打ち切られがちだが、30年、40年後の研究者を育成する支援は、惜しんではならない。日本が、ではなく、すべての人が恩恵を受けるのだから。

                          (仲)

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