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2015年4月18日 (土)

関電の仮処分異議申し立てに見る安全意識      ~ゆうてもええかな~

 ドイツ機墜落事件。広島空港での着陸失敗。ここ最近報道された航空機事故を見て、飛行機は危険な乗り物だと思われた方がいるのではないだろうか。反論する声もあろう。自動車事故で亡くなっている方の数の方が多い。この議論は結論が出ないだろうが、一つだけ条件をつけてみよう。『一つ間違えば大事故につながる可能性はどちらが高いか』おそらく、間違えるのは、人間である。操作の誤り、点検整備の誤り。
 14日、福井地裁が高浜原発3,4号機の運転を禁じる仮処分決定を出した。原子力安全規制委員会の審査には影響しないが、合格しても再稼働できない。異議申し立てなりで仮処分を撤回しなければ、試運転すらできない。
 関西電力はこれを不服として、17日、安全は確保できているとして仮処分取り消しを求める異議申し立てをし、『大きな経済的損失を被る』として決定の執行停止を求めた。
 経済的損失というのは、関電の発電コストが上がってまた値上げすることを言うなら、経営改善を再稼働に頼る経営方針を変えなかった経営陣の責任であって、裁判所に訴えることではない。
 問題は種々あるが、一つだけ挙げる。震災が起こった際の拠点となる免震重要棟がまだ無く、建設予定のまま審査に入っている。ここに人間の判断の危うさを見る。計画だけで実態がないのを、可とする関電、規制委の判断と、実態がないから安全性が確保できていないとした地裁判断の、どちらが妥当だろうか。
 安全について『一つ間違えば』どうなるか。原発だけじゃないよ。あちこち、危うくないか。日本。

                         (仲)

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