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2015年3月28日 (土)

航空機墜落、操縦士のバックアップ      ~ゆうてもええかな~

 24日、ジャーマンウィングス社の旅客機、エアバスA320型機が、乗客乗員160人を乗せてスペインからドイツへ向かう途中、フランス南部の山岳地帯に墜落した。捜索活動が始まるも、急峻な山肌に突っ込む形で墜落、機体の破片が散乱している状態で、生存者の確認は無い。遺体の収容も、命綱を使っての作業で難航しており、収容した遺体はDNA鑑定で身元の特定をしている。
 航跡をたどると、飛行中に降下し始め、そのまま山肌の砂礫に突っ込んだ。速度を落とすとか、回避操作をした形跡が無く、当初は機体異常による事故だと見られていた。
 しかしドイツ検察の捜査が進むにつれ、操縦士がコックピットから出ていて副操縦士が一人で残っていたこと、副操縦士が機体を降下させたと見られること、副操縦士の自宅に医師の勤務不可とした診断書が破り捨てられていたことなどが明らかになった。
 現時点ではまだ、事故か事件か断定されていない。しかし、人為的な意図があったこと、副操縦士が医師の診断を会社に報告せず勤務を続けていたことは、確かなようだ。
 副操縦士の病状については言及しないが、医師が勤務不可と診断したことを無視して操縦していたのは、副操縦士の瑕疵であることに違いない。再発防止は、この会社だけでなく、全世界の航空会社の使命だ。
 そこで注目されるのが、コックピットに一人になる場合のフォローだ。操縦士だってトイレに立つし、フライト中に体調を崩すこともゼロにはできまい。空路で非常停止はできず、いかなる場合でも機体をコントロールできる状態を維持する必要がある。必ず二人以上、という流れになるのはやむを得ないと思う。

                         (仲)

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2015年3月21日 (土)

過激派テロがチュニジアでも      ~ゆうてもええかな~

 18日、チュニジアの首都チュニスの博物館で、武装グループが外国人観光客を襲い、20人以上の死者を出した。実行犯はその場で当局に射殺された。
 実行犯はアルカイダ系イスラム過激派組織アンサール・シャリアの戦闘員との見方が強く、アンサール・シャリアはイスラム国との関連が指摘されている。被害者は地中海クルーズのツアー客で、チュニスをバスで観光の途中、博物館に立ち寄ったところで襲撃にあった。実行犯は観光客を待ち伏せしていたと見られる。
 チュニジアは、アラブの春で民主化し、観光を収入源として安定していた。比較的治安が良く、だから地中海クルーズが寄港した。今後イスラム過激派の活動が活発化するかどうか。政府は対決姿勢を打ち出している。
 その2日後、3月20日は、宗教団体が東京の地下鉄に毒ガスを撒いた無差別殺傷テロ事件が起きて20年が経過した日だった。地下鉄サリン事件。実行犯や指示したオウム真理教教祖以下、関与した信者が逮捕され、テロ攻撃再発の防止に成功している。ただ、それは結果であって、過激派組織のような訓練された部隊を想定していない。
 日本でもテロで大きな被害があったことを忘れてはいけない。宗教が悪いのではない。過激派、己の考えのために他人の命を平気で奪う連中が、日本人だけ見逃してくれる理由はない。だから過激派の活動が活発な地域は近寄らない方が無難だし、チュニジアのように比較的安全とされていた国でもテロが起こったことを、肝に銘じて行動した方がいいだろう。
 駅などからゴミ箱が一斉になくなったときのことと、博物館での惨劇。無関係ではないと肝に銘じたい。

                          (仲)

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2015年3月14日 (土)

北陸新幹線開業の西側で      ~ゆうてもええかな~

 3月14日、北陸新幹線の長野-金沢間が開業し、JR線ダイヤ改正が行われた。同時に、新幹線開業区間と並行する在来線はJRから第三セクターに移管された。
 東京から北陸にJRで行く場合、従来は富山・金沢へは上越新幹線で越後湯沢に行き、特急に乗り換えるのが早かった。福井へは、東海道新幹線で米原から特急に乗り換える人が多かった。
 北陸新幹線金沢延伸で、富山、金沢へは乗り換え無しで行けるようになった。福井は、金沢まわりと米原回り、どちらが便利だろう。
 困っているのが、新潟。日本海側への旅行客が金沢に流れるのを懸念して、誘致キャンペーンを展開している。長野。新幹線の終点が、中間駅になったため、素通り状態になることを懸念している。
 関西圏から、影響を見てみる。大阪から金沢、富山間は特急が運行され、常に混雑する重要路線である。それが新幹線開業で、金沢止まりとなり、富山へは新幹線に乗り継がなければならなくなった。人の流れは、金沢で分断された感がある。
 北陸新幹線は敦賀まで建設中である。北陸と東京が便利になり、関西へのアクセスは不便になる。名古屋もそうだ。
 敦賀から先のルートは決まっていなくて、米原に行くか、京都に行くか、直接新大阪を目指すか、意見が割れている。だから敦賀開業後はなおのこと中京・関西から北陸へのアクセスが面倒なことになる。
 北陸は観光資源も企業立地条件も良い地域だから、新幹線で東京方面とのパイプが太くなって、西側が分断されると、地域経済の状況にも影響する。東京集中がさらに進むのは、良いことだけとは思えないのだが。

                          (仲)

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2015年3月 7日 (土)

国会議員が政治資金を規正できるか      ~ゆうてもええかな~

 先月の西川農水相辞任以来、政治とカネの問題が盛り上がりそうになったが、問題は浮上するものの辞任にまで発展した閣僚はいない。
 今回の問題は、政治資金規正法違反事例があるとマスコミが報じたことに始まる。政治資金規正法では、公的な補助金が支給されることが決まった企業に対して、1年間、政治献金を行うことを禁止している。そして政治家に対して、補助金が支給されたことを知りながら、決定後1年以内に献金を受け取ることを禁じている。
 これ、不公平だろう。献金する側は、とにかく1年間禁止。受け取る側は、補助金支給決定を知らなかった、と言えば、言い逃れできる仕組みになっている。
 だから西川農水相も、知らなかったから違法ではない、と言い張っている。ただ、国会審議に支障が出るからと、内閣で見放されて閣僚辞職に至った。
 マスコミは、同種の疑惑が出れば閣僚がまた辞任するかもしれないと、徹底的に調べた。そしたら、閣僚も、総理大臣も、野党民主党の党首も、補助金支給企業からの献金があった。そうなると、与野党とも、国会で同じ傷をほじくり合うわけにもいかず、政治資金規正法の改正も視野に対応を検討することで合意した。だから西川氏以降、この問題で辞任していない。
 でも、最初の規程を見れば、献金を受ける側が傷つかないような法律で良しとしていたのだ。議員が自ら抜け道がない法律に改正するとは思えない。企業献金は断りなさい。あるいは献金は全部インターネット上で公表しなさい。我が身に甘くて、政治不信が払拭できるか。
 いや、信頼など二の次で、金を集めたいのだろうな。議員という人達は。

                        (仲)

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