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2014年6月28日 (土)

ゲリラ豪雨はどこででも      ~ゆうてもええかな~

 沖縄で梅雨が明けた。本州四国九州では、いよいよ本格的な梅雨のシーズンを迎える。
 梅雨の雨の降り方は、梅雨入り直後はしとしとぐずぐず降って、梅雨明け直前は雷を伴う強い雨が降るというのが定番だったが、今年は今までのところ、局地的な強い雨、ゲリラ豪雨的な降り方になるのが多いように思う。24日には関東で雹が降った。
 局地的な豪雨は、梅雨前線が直接影響した雨ではない。大気の状態が不安定になったときの降り方だ。
 梅雨前線の雨は、範囲が広く、前線の動きに従って雨が強く降る地域が動く。雹が降るような局地的な雨は、積乱雲が降らせる雨で、上空に大陸からの寒気が低気圧と共に入ったときに起こりやすい。地表近くが暖かいところで、上空に寒気が入ると、大気の状態が不安定になる。冷たい空気は下に沈もうとするし、暖かい空気は上空に上がろうとする。この上昇気流が、積乱雲のもとになって、雨になる。地表の空気と寒気の温度差が大きいほど、上下入れ替わろうとする空気の動きは激しくなる。
 雹は、上空の氷の粒が落ち、上昇気流で吹き上げられて上空に戻ってまわりの水分をくっつける、ということを繰り返して成長する。上昇気流が弱ければ、できる雹の粒も小さい。大きな粒を上空に吹き上げるほどの気流なら、大きな雹になる。
 雨の量、豪雨の激しさは、縦の気流だけでは決まらない。海からの湿った風で、水分が運ばれてくると、雨量が多くなる。前線が湿った空気を呼び込むと、長時間降り続け、水害をもたらすこともある。
 ゲリラ豪雨という言葉が定着したように思う。局地的な豪雨は、どこでも起こりうる。用心されたし。

                         (仲)

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2014年6月21日 (土)

河野談話検証      ~ゆうてもええかな~

 安倍政権は20日、『河野談話』の検証結果をまとめ、衆議院に報告した。同じく20日、韓国軍は竹島沖で射撃訓練を実施した。タイミングを考えれば、この射撃訓練は『河野談話』検証結果報告の日に合わせて、政治的意図で実行したもので『河野談話』検証に対する抗議と取って良い。
 『河野談話』とは、従軍慰安婦問題が日韓の政治問題と化したため、1993年、宮沢内閣の河野官房長官が、従軍慰安婦に関して日本軍の強制はなかったが、官憲の加担があったとして、反省とお詫びの意を表明したものだ。
 安倍政権は、強制がなかったこと、『河野談話』の根拠となる従軍慰安婦の調査が充分でなかったとの観点から、『河野談話』に否定的で、検証作業を行っていた。主に、軍の強制の有無、談話を出した過程での実態を確認していた。
 ところが3月、安倍首相は国会答弁で『河野談話』そのものの見直しをせず、政権として継承することを明言した。3月25日に日米韓の首脳がハーグでの国際会議のため集まるから、三カ国首脳会議を実現するべく、アメリカが日本に迫った。日韓関係の修復が、アメリカにとって中国・北朝鮮・ロシアに対抗するために必要と判断したためだ。従って、見直しは談話の作成の過程の検証となった。
 日韓関係が決定的に冷え込むことは回避したが、問題は解決していない。個人的には、1965年の基本条約締結時の請求権の解決をベースにして、個人請求はまず韓国政府が対応すべきと思う。違法性あれば、国際司法の場で主張せよ。日本にぶつけて相対的に韓国政府への国民支持を維持するやり方を変えないなら、あと50年は解決しないし、日韓関係も変わらない。きっと。

                        (仲)

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2014年6月14日 (土)

ワールドカップの盛り上がり      ~ゆうてもええかな~

 実は、あえてワールドカップを避けて書こうとしていた。STAP細胞研究チームの処遇、集団的自衛権に関する公明党の動き、中国の戦闘機接近と南シナ海情勢、経済成長戦略のとりまとめ、イラク情勢、ニホンウナギのレッドリスト掲載、などなど。
 しかし、何を書いても、参照している新聞やニュースサイトではサッカーの話題が大きいし、それに触れないのは、強いて避けているようで、書き手が偏屈に見えてしまう。いや、素直じゃあないことは自覚しているけど。
 そういうわけで、サッカーワールドカップに触れる。ブラジル大会は12日に開幕し、開幕戦はブラジルが制した。まあ、盛り上がっているのだろう。開会前は反対デモがあったけど、スタジアム建設する金を国内の政策に回せ、ということだったが、その後の動向が聞こえてこない。開幕してしまえば観念したのか。
 ワールドカップを開催することで、経済効果の見込みは大きいとは思うが、そのためにサッカー専用のスタジアムを、それも数万人の観客を受け入れる席を備えたスタジアムを、ワールドカップ後に誰が使うのだろう。そこがここ最近の開催国の悩みではないだろうか。ワールドカップが終わったあとも、サッカースタジアムとして、あるいは別の用途ででも利用しなければ、維持費を食いつぶすお荷物になってしまう。
 開催中、盛り上がっている間は良いが、ワールドカップ後の施設利用計画が必要になるのだろうと思う。
 日本での盛り上がりはどうだろう。応援と銘打った関連商品展開が最高潮。それでも、気軽に行ける距離じゃないから、中継を見て騒ぐのが精一杯、かな。

                         (仲)

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2014年6月 7日 (土)

集団的自衛権 閣議決定へ      ~ゆうてもええかな~

 3週間お休みをいただいた。白内障の手術を受けたためで、手術後の処置、即ち抗菌消炎の薬を点眼するのが忙しくて、本欄の原稿を書ける状態ではなかった。手術は無事終わり、目薬の点眼は続いているが、慣れてきて余裕ができたので、今週から再開させていただく。よろしくお願いします。
 さて、再開第一回は、集団的自衛権について。安倍首相は、憲法解釈を変更して集団的自衛権を行使する閣議決定を、今国会中に行う意向を固めたようだ。反対する立場の公明党との協議が本格化する見通しだ。
 来年には統一地方選挙があり、集団的自衛権の問題が尾を引いた状態だと、自民党の地方組織から選挙戦に勝てないと突き上げを食らうことになるだろうし、公明党との選挙協力がぎくしゃくするのも良くないから、年内に片付けなければならない。
 自衛のための権利は、日本も持っている。ただ、憲法九条に基づいて権利を行使しないはずだった。現状は自衛のための戦力の保持を放棄したものではないとの憲法解釈で、個別の自衛権を行使している。そこに今回、集団的自衛権も認めたくて動いている。安倍首相の意向は憲法改正で、それはハードルが高すぎるから、解釈の変更で対応しようとしている。
 問題は公明党で、与党だが憲法解釈の変更には反対している。落としどころが難しく、最後まで反対し続けるか、どこかで折れるのか、ここの調整が焦点になる。
 野党再編は、来年の統一地方選には間に合わないだろう。民主党に分裂する覚悟がないから、統一地方選の結果を見ないと、再編に進まないとみている。
 集団的自衛権は、政局で扱う問題じゃないんだけどね。堂々と国民の合意を形成するべきだと思うが、一筋縄ではいかないね。

                           (仲)

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