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2014年3月22日 (土)

消費税増税間近      ~ゆうてもええかな~

 今週あたりから、消費税増税関係の動きが慌ただしくなってきた気がする。4月からの価格見直しの対応が、毎日のように公表されている。
 税込み価格で4月以降も据え置き、というところは、今のところ少ない。価格競争に縁遠い郵便料金や鉄道各社の運賃なんかはともかく、普段利用する店でも、消費税対応のお知らせが目に付く。デフレが長期間に及んだ上、輸入原料の価格が高値で推移しているから、消費税率増加分の3%を吸収できる余地は少ない。
 4月以降、便乗値上げがあるかどうか。現状を見る限りでは、問題になるほどの便乗はないと見ている。デフレからインフレに転じつつあるといえど、収入の増加に転じていない、転じていても実感するには至らない状況で、円安による原材料コストアップの影響の先行が顕著だ。その上、消費税率アップ分を上回る値上げをすれば、消費者が離れていく怖れがあり、売り上げダウンでかえって苦しくなるかもしれない。
 最終的には消費税率を10%にしようというのだから、価格の見直しは再度ある。値上がり感が大きくなれば、消費者はまた買い控えに向かうことも考えられる。国内消費を牽引する要素が見当たらず、即ち国内で爆発的に売れそうなものが無いから、輸出で稼がないと、企業の利益が確保できず、今年の賃上げムードは単発で終わる怖れがある。直近の企業損益は、円安による為替差益が主要因で、製品・サービスの販売は伸びていない。
 安倍首相の言う成長戦略の成果が出ず、国内消費が増えなければ、早い段階、今年秋にも景気後退局面がありうる。最悪の事態を想定してのことなので、回避できるか注視したい。

                         (仲)

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