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2014年2月22日 (土)

アベノミクスの賞味期限      ~ゆうてもええかな~

 先週先々週の大雪は、例年雪があまり積もらない地域を直撃し、農作物に大きな被害が出た。凍結して除雪作業が難航し、道路が寸断され物資が届かない状態が、一部で今も続いている。
 消費税増税まで1ヶ月あまり。駆け込み需要を取り込みたいこの時期に、生産と物流にダメージを受けたのは痛い。野菜などは、品薄で価格が上昇するのは避けられない。家電家具などは、いっそ4月以降の在庫一掃セールが狙い目かも。
 消費税増税後、アベノミクスの実効があったかどうか注目したい。4-6月期は、増税前の駆け込み需要の反動で、消費が落ちる。続く7-9月期では、ボーナスや昇給が反映され、消費が増えればいいが、前期並か以下なら、収入増も今年限り。経済成長は望めない。
 アベノミクスは、景気回復期待で相場が動く、実態無き成長が牽引していた。他国から円安誘導政策と指摘する声が大きくなると、円高に振れるだろう。日本経済を牽引するほど好調な産業はなく、相変わらず公共投資頼みでは、経済が成長しない。
 また、中国は大きな危機を抱えている。シャドーバンキングが焦げ付いて金融危機に陥ると、リーマンショック並の不況もあり得る。アメリカが日中韓の緊張を残念と言うのは、アジアでの金融危機には日本が介入することを望んでいるから。オバマ政権は国内しかケアする気がない。他の新興国についても同様。
 自分の勝手な見立てだが、アベノミクスでの経済成長は、8月か9月頃に賞味期限が切れるのではないか。成長戦略の実用化次第では、来年再浮上もあるけど、生産は海外に移り、輸入に頼って貿易赤字が出たら、増税で補填するのか。官民で成長戦略を具体化しなさい。

                         (仲)

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2014年2月15日 (土)

ロシアとの今後      ~ゆうてもええかな~

 この時期、北海道のオホーツク沿岸では、流氷がやってくる。私も、十年以上前になるが、羅臼町で見た。晴天で、白く輝く海面の向こうに、国後島がくっきりと見えた。
 現在。ソチオリンピックが行われていて、競技の結果を見て騒いだり悔しがったり。ロシアが威信を賭けて準備して、失敗したのは、今までのところは開会式の演出だけだろう。
 ところがこの失敗、ロシア国民は知らない人が多いという。ロシア国内での放送は、不測の事態に備えて、オンタイムの生中継ではなく、若干時間をずらして放送している。開会式も、うまくいかなかったところは、リハーサルで成功したときの画面に差し替えた。実は失敗だったと知っているのは、ネットで見た人だけである。
 安倍総理とプーチン大統領は、この開会式後に会談している。ロシアには、資源はあるが、産業がない。国民の数は減る一方で、代替エネルギーが普及したら、売れない資源を抱えて二進も三進もいかなくなる。今のうちに、海外の産業を誘致したいし、そのためには、日本とも北方領土問題に踏み込むことを辞さず。プーチン大統領はそう考えている。ロシア政府の総意ではない。
 実際に進出したら、地方政府の管理下で海外企業は不利な状況に置かれる可能性がある。昨年も極東パイプライン事業から日本企業が閉め出された。管理する側の考え方は、そうそう変わらない。開会式の国内中継の話で再確認した。
 大統領とネゴできるのはチャンスだから、安倍政権には全力で当たってもらいたい。難しいネゴだけどね。

                       (仲)

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2014年2月 8日 (土)

佐村河内氏がどうした      ~ゆうてもええかな~

 佐村河内守氏。作曲家として活動していた。氏が発表した曲が、現在開催中のソチオリンピックで、フィギュアスケートの高橋大輔選手が伴奏曲に採用した。
 一連のゴーストライター騒動で報道された内容で、私の目に留まったのは、この程度である。ここ数日、いや、土曜日はオリンピック開幕と大雪情報一色の報道だったのであまり出てこなかったが、マスコミ各社が、相当な時間、紙面を割いて報道している。情報量は多いが、私は聞き流している。どうでもいい話で、興味がない。
 直接的な被害があっただろう。例えば、佐村河内氏に作曲を依頼して曲を受け取ったとしよう。その曲を、勝手に他人に任せて、自分名で作曲したと言って報酬を受け取ったなら、それは当事者が、民事でも刑事でも訴えればいい。
 間接的な被害。発表された曲を聴いて何らかの感慨を持ったのに、裏切られたという声が上がっている。ご当人には重要な問題だろうが、私が思うに、良い曲なら経緯はどうあろうと聞けばいい。佐村河内氏作曲じゃなきゃ聞く価値が無いのなら、聞かなきゃ良い。
 マスコミが取材して、氏の境遇が知れ渡った。でも、マスコミは、その曲に対して、絶対評価をしていない。天才的だとか、箔をつけて情報を発信する。発表した曲そのものが良いなら、演奏そのものに時間を割くはず。
 過去に聞いてきた範囲で、私は好んで聞きたいと思う曲がなかった。だから心底、今回の騒動に興味がない。
 ここでは、注目したり憂う話題を選ぶから、正真正銘、当欄始まって以来の、どうでもいい話を書いてみた。お粗末。

                        (仲)

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2014年2月 1日 (土)

橋下市長出直し選      ~ゆうてもええかな~

 東京都知事選のニュースより、大阪市長の動向が大きく伝えられている。
 大阪都構想を掲げている橋下大阪市長が、法定協議会での論議が進まず、来年4月大阪都移行に事実上間に合わない情勢になったことから、2月1日の日本維新の会党大会で、市長辞職と出直し市長選出馬の意向を示した。3日にも記者会見を行うという。
 大阪府と大阪市を再編する大阪都構想は、橋本市長、大阪維新の会の旗印だが、直近の関西の地方選では、維新の会が立てた候補は連敗している。大阪市議会・府議会の会派でも、大阪都移行に賛成しているのは維新の会だけで、公明以外の会派は反対。公明は比較的理解を示していたが、特別区の区割り案を絞り込む市長側に対し、区割り案の確定に賛成しなかった。孤立した維新の会が、出直し市長選に打って出た形だ。
 橋下氏の影響力は低下していて、2年後の統一地方選で大阪維新の会が惨敗すれば、その時点で万事休する。出直し選で再選すれば、4年間は市長だから、大阪都移行日程の見直しができる。
 それに今のタイミングなら、日本維新の会の共同代表である橋下氏に対して、自民党は対立候補を出さない。4月以降の国会運営から見て、憲法論議で近い考え方の野党を見極めようとしている段階だから、橋下氏と正面対決する状況にない。橋下市長が敗北し、代表から退くと、日本維新の会は四散しかねない。
 少しでも勝算を見込める形で民意を問いたい橋下市長。勝っても、4年やそこいらで大阪都は実現しないと思うけど。

                         (仲)

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