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2013年10月26日 (土)

ホテルで偽装表示      ~ゆうてもええかな~

 阪急阪神ホテルズ傘下のホテルでメニュー表示に偽装があったことが分かった。また、ザ・リッツ・カールトン大阪でも、メニュー表示の偽装があった。どちらも阪急阪神ホールディングスの系列だが、同列で扱っていいものか、詳細はまだ分からない。
 あってはならないことだと思うが、過去様々な業種で偽装が繰り返されたから、またか、と感じてしまうのが情けない。今回の阪神阪急ホテルズもリッツカールトン大阪も、偽装表示ではなく誤表示だとしているが、仮に誤表示であったとしても、遡って確認できただけで過去7年続いていたケースもあり、それを放置していた責任は軽くない。
 偽装表示か誤表示かは、ここでは詮索しない。利用者から見れば、いずれにしても正当な表示ではなくて、間違った情報を元に注文して対価を払っていたことに違いはない。
 正当な表示にならなかったのは、ホテル側がどこかで手を抜いたからだ。付加価値をつけるために、表示だけ変えて中身を変えない手抜き。あるいは、当初は表示と中身が一致していたのに、何らかの理由で中身が変わったときに表示を変えなかった手抜き。または誤って中身が変わったことのチェックを怠った手抜き。どこかの段階で、やるべきことをやらなかった結果だ。
 農業漁業、製造業、サービス業、業種を問わずすべてに共通して言えるのは、手抜きの仕事は相応の評価しかされず、いずれ痛い目に会う。丁寧に仕事をしていれば、問題は起こらないはずだ。今一度、見直そう。自戒を込めて申し上げる。

                        (仲)

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2013年10月19日 (土)

伊豆大島豪雨災害      ~ゆうてもええかな~

 台風26号によって、伊豆大島で記録的な雨量を観測し、崩れた山の斜面が土石流となって下流域を襲い、死者25人を越える大きな被害を出した。行方不明者の捜索が続くが、この週末は雨の予報で、二次災害の怖れから早々に周辺地区に避難勧告が出ている。
 今年は水害の被害が甚だしい。7月の山口島根豪雨、9月の台風19号による京都の由良川、桂川の氾濫。いずれも、気象庁が『これまでに経験したことのないような大雨』『最大級の警戒』『命を守る行動を』と表現している。ただ、伊豆大島の場合は、被害影響範囲が狭いため、特別警報を出されず、避難情報の判断も遅れたと見られている。同じような気象状況が本土であったなら、特別警報が発表されたかもしれず、伊豆大島のみならず島の防災体制の見直しが迫られている。
 豪雨災害は、今年に限った話ではない。昨年の九州北部豪雨、一昨年の紀伊半島の豪雨は記憶に新しい。それぞれのメカニズムは地域によって異なるが、総体的に言えるのは、降雨量がここ50年で最大級だったということ。温暖化の影響という声もあって、それならそれで、すぐ地球を冷やすこともできないから、豪雨があったらどうなるかを考えて、どうするかを決めることが重要だ。
 自治体は、ハザードマップを作る。避難場所を確保する。我々は、安全な場所がどこか探しておく。避難指示が出た場合、外の避難所に拘らず、自宅や近くの建物が安全なら、その場に留まることを気象庁が呼びかけることがある。
 台風27号が近づいている。命を守る行動とは何か、個人で見直すといい。豪雨、地震、火事、竜巻。最後に自分を守るのは、自分だから。

                      (仲)

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2013年10月12日 (土)

水銀に関する水俣条約      ~ゆうてもええかな~

 10日、国連環境計画の外交会議で、水銀規制のための水俣条約が採択された。50カ国以上締結後に発効する。早くて2016年になる。
 この条約の採択には日本は深く関わっていて、水俣条約という名称も、日本の発案である。水銀の毒性は広く知られているし、各国やEUでの規制はすでになされている。それでも、完全に使用禁止にするまでには、まだ遠い。
 身近にある物では、体温計は減りつつあるが、病院で使用する血圧計は多く見る。蛍光灯にも含有量は減っているが使われている。水銀電池に水銀灯は、言わずもがな。
 水俣条約では、水俣病など水銀による健康被害を防ぐ目的で、採掘した水銀の禁輸、輸出規制、除外用途(医療用などが該当する模様)以外の製造禁止、などが盛り込まれている。
 水銀は産業、鉱業での用途も広く、日本では水俣病をきっかけに規制が強化されているものの、途上国の需要は多い。金属であって、液体であって、蒸発する性質を持つことから、金鉱石の製錬などに使われる。一方、蒸発した水銀を吸ったための健康被害も多い。代替の製法、代替の製品に転換する資金がない途上国が条約に参加するかどうかがカギとなる。
 日本は問題ないかというと、有害物質全般そうだが、使わないと決めた水銀の処理が課題となる。廃棄物処理プラントが少なくて、処理量が限られるのだ。集めた水銀は、現在はリサイクルや、精製水銀として輸出している。使用禁止、輸出制限になると、処分できないゴミとして保管せざるを得ない。
 使わないと決めるのは、大きな一歩。理想論だけで全世界を動かすのは難しいから、その次が欲しい。廃棄物処理の産業化、ユニット輸出までできれば理想的だけど、そんな大きな投資をする企業、どこかにあればいいなあ。

                         (仲)

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2013年10月 5日 (土)

オバマケア      ~ゆうてもええかな~

 オバマ大統領の保険制度改革は当選前の公約で、2010年に改革法が成立。10月から始まる来年度予算に盛り込むよう議会に求めていた。しかし野党共和党が多数を占める下院が1年延期を求めて予算案を否決。与党民主党が多数の上院と真っ向から対立して協議が成立せず、この10月、予算の新年度に入った。政府機関の、警察など閉鎖できないところは別にして閉鎖。職員は自宅待機となった。
 日本でも株価が下がったし、インドネシアで開催されるTPP首脳級会議へのオバマ大統領欠席が伝えられると、早くも年内決着に悲観的な見方が蔓延した。交渉レベルでは行き詰まっていて、政治決着しか打開策がないから、主導するアメリカの大統領が来ないのでは結論は先送りになりそうだ。
 国民皆保険制度を、進めたいオバマ率いる民主党、オバマケアと呼び批判して、阻止したい共和党。高額医療費を保険強制加入で補助することに共和党は一貫して抵抗してきた。小さな政府、即ち税収を少なく、政府の役割を小さくしようという考え方からすると、政府が国民皆保険加入の面倒を見ることも意に反するらしい。
 日本では、社会保障制度の充実と財政再建をうたって、消費税率の引き上げを発表したのと、対照的ではある。オバマ大統領としては、せっかく通った医療制度改革法だから、実施をこの10月に迎えたところで譲歩、実施時期の延期を飲むわけにはいかない。
 オバマ大統領の実績って、財政、外交でぱっとしなくて、だから譲れないんだろうけど、他国に迷惑をかけない程度の対立にして欲しいと思うのは、わがままだろうか。

                      (仲)

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