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2013年6月29日 (土)

節電、再稼働、MOX燃料      ~ゆうてもええかな~

 7月。節電の夏を迎える。6月末現在、稼働している原発は大飯の2基だけで、それ以外は再稼働申請の動きがあるものの、今夏には間に合わない。主に火力発電でまかなうことになる。
 値上げとか、株主総会とか、関連ニュースのなかで、MOX燃料について見てみる。27日、高浜原発に、使用済み核燃料を処理したMOX燃料が搬入された。フランスに再処理を頼んでいて、引き取る前に福島第一原発の事故があって、搬入が延期されていた分である。フランスに預けっぱなしで文句を言われて引き取ったけど、どうするかが確定していない。
 使用済み核燃料には、プルトニウムが含まれる。放射性物質は、放射線を出して安定な物質になるのだが、安定するまでの期間がプルトニウムは長い。だからプルトニウムを廃棄物にしないで燃料に使おうとしたのが高速増殖炉だが、もんじゅは問題連発で停止中。現状、ウラン燃料と混ぜたMOX燃料として軽水炉型の原発に使うプルサーマル方式で、プルトニウムを消費する。これが推進派の代表的な主張。
 反対の意見。プルトニウムは核反応するとき、ウランより高温になるので、燃料にプルトニウムが集まった場所があれば、原子炉内の温度が偏って、危険性が高まる。軽水炉はMOX燃料対応で設計されていない。双方の代表的な主張をざっくり言うと、こうなる。
 産業界は、設備や燃料にかかったコストを電力に変えて回収したい。住民や反対派は、危険があるから止めたい。
 節電要請は、電力需要の安定化をお題目にしているが、電力会社側は、原発稼働なら節電しなくて良いという方向に世論を誘導したいのが本音と思っている。
 使用者の我々はどうしよう。無理ない範囲で節電、かな。電力料金を抑えるために。

                    (仲)

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2013年6月15日 (土)

飛ぶボールでもいいけれど      ~ゆうてもええかな~

 プロ野球公式戦で使用する統一球、通称『飛ばないボール』が、今年から『飛ぶボール』に変わっていた。どっちでもいいじゃないかと思う。
 そもそも、WBCのような国際試合で使用するボールは飛ばないから、それに近づけて慣れましょうというのが、統一球導入の発端。それでホームランが減り、得点数も減った。各球団やプロ野球機構の方で、もう少しホームランや得点シーンを増やしたいと考えたのだろう。統一球導入前の跳び具合に近づけて、そのせいで、今年はホームラン数が5割増しになった。
 これが球団や運営側にとって想定外だった。ボールの反発の程度を少し調整しただけという主旨の発言を記者会見で出していたが、これは本音だろう。少しさわっただけ。でも、プロの選手は、ホームランの量産という分かりやすい結果を出してしまった。そして選手との懇談会で問われ、認めざるを得なかった。
 機構側のもう一つの想定外は、シーズン半ばにそれを認めて、その日に外部に漏れ、大騒ぎになってしまったこと。些細なことと思っていたのに、連日報道され、コミッショナーを糾弾する声が高まったことに、戸惑っているように見える。
 飛ばないボールと飛ぶボール。どっちがいけないという議論にはならない。このボール、と決めてしまえば、何の問題もない。だから、今シーズンは今のボールで試合を続ければいい。問題は、変更の結果を予測できなかった人たちが決めて運営していることにある。
 元選手や指導経験者が機構側に入らない限り、またこんな騒動が起こるだろう。見てるこっち側としてはどうでもいいことだけどね。

                       (仲)

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2013年6月 8日 (土)

オスプレイを八尾空港に      ~ゆうてもええかな~

 日本維新の会共同代表と幹事長が揃って、オスプレイの訓練飛行について大阪府八尾空港に一部移転を検討するよう政府に申し入れた。
 八尾空港は、路線便発着の空港ではなく、警察や消防,自衛隊利用の他、遊覧飛行ヘリなど民間機の発着に使われている。大阪市内まで電車で30分程度の距離で、住宅が密集している。
 ここをオスプレイの飛行訓練に使う。周辺住民の反対を承知であえてこの時期に申し入れたのは、参院選を見据えてのことであろう。
 橋下氏は、府知事時代に米軍機の関西空港使用を認める発言をしており、沖縄の米軍基地負担軽減の意識はあった。今回の提案はその延長線上にあるのだろう。安倍政権側は歓迎している。
 歓迎のポイントは2点。オスプレイ受け入れ議論が上がれば、墜落の可能性があり危険とする反対派を抑えて、オスプレイ配備を進めることができる。米軍にも悪い話ではない。もう1点は、自民党の本部と沖縄県連との問題。普天間基地移設を辺野古案で進めたい本部と、県外移設を求める県連とで調整がつかず、参院選での対応に苦慮している。八尾空港移設検討は、沖縄の不満解消に利用できる。
 自民党と維新の会は、憲法改正について思惑が一致している。橋下発言への批判強く、現状自民党は公明党の同意無しで改正発議ができない。公明党は憲法九条改正に反対しており、自民党と維新の会で衆参三分の二を取っての憲法改正を目論んでいる。
 0増5減の定数是正法案が衆院再可決を経て成立すれば、この夏、衆参ダブル選もあり得る。直近の円高株安もあって、安倍政権は選挙戦略の見直しに動いている。この夏の情勢は、流動的だ。

                        (仲)

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2013年6月 1日 (土)

レスリングは五輪に残るか      ~ゆうてもええかな~

 2020年夏期オリンピックの開催都市と競技種目絞り込みが大詰めを迎えている。今年9月のIOC総会で決定する。
 競技の残り採用枠1種について、今週のIOC理事会で、レスリング、野球・ソフトボール、スカッシュの3候補から選ぶことに決めた。このあたりが釈然としない。
 レスリングは、2020年のオリンピックから実施しないと決めたばかりだ。野球とソフトボールは、一度正式種目になったが、北京大会を最後に、種目から外れた。スカッシュは、未だ採用されたことが無く、過去に二度、候補になりながら落選した。
 競技者や関係者には大問題。オリンピック競技はどの国でも、大なり小なり強化に対する支援があるし、メダルを取れば、メダリストにもその競技にも注目が集まる。目立つところに利権有り。カネが動くから、みんな躍起になる。
 この3種すべて、IOC採用に向けてルールや実施要項が変わっている。大雑把に言えば、テレビで見ている人に分かりやすい方向に。これ即ち、視聴率を取れる方向であり、放映権料を積み上げる方向である。開催地で盛り上がる種目が望ましく、イスタンブール開催となれば野球・ソフトボール復活はなじまないだろう。東京開催でのスカッシュ採用も同様。マドリード開催でレスリング復活が歓迎されるだろうか。
 オリンピックって、その場の駆け引きに左右されることが多いなあ。権威を振りかざしている姿は醜いと思うけど、競技はつい見とれてしまう。ガンバレ。選手たち。

                       (仲)

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