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2013年5月11日 (土)

円安はどこまで      ~ゆうてもええかな~

 10日、企業の三月期決算が続々と発表されるなか、円安が一段と進み、1ドル101円台をつけた。ロンドンでのG7でも改めて日本の立場を説明したようだ。
 円が安くなると、輸出産業は潤い、輸入業者は痛手を受ける。生活に近いところでは、石油、食用油、小麦粉などの食料品の仕入れ価格が上がる。だから円安は困るという論調もあるが、そもそも日銀がインフレ目標を2%に設定しているのだから、物価が上がるのは必然。大幅な金融緩和でそちらに誘導し、市場はそれを材料に円売りに傾いている。輸出産業の業績好転で消費者の購買力を高め、物価上昇を受け入れられる経済基盤を作ってデフレ脱却を目指すのが政府戦略で、それには消費者の収入を上げることが必須条件。でなければ、物価高で生活苦、あるいは小売業で価格を上げられずデフレが続くか。
 円安水準は、1ドル105円が目安、110円が近づけば諸外国の介入があると見ている。好景気の米国のドル高容認限度がこのレベルではないか。ユーロ高も、あまり余裕は無い。
 ウォンはすでに容認レベルを超えていて、というより政府介入でウォン安に誘導して国内景気を支えていた韓国でウォン高による景気減速が現れている。アジア諸国にとって、アベノミクスは自国経済を苦しめる現象でしかない。日本の景気を下支えするには、アジア、米国、欧州に対する外交努力で為替相場を維持することが求められる。
 ここからの舵取りが日本の生活を左右する。経済を支える外交。トップセールスだけでは行き詰まりますぞ、総理。

                     (仲)

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