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2013年4月27日 (土)

グランフロント大阪 街開き      ~ゆうてもええかな~

 大阪駅の北側に26日、グランフロント大阪が街開きを迎えた。商業施設、オフィス、研究施設にホテル、タワーマンションを含む複合施設で、大阪駅と通路で直結している。大都市のターミナル駅に直結した施設としては最大級だそうだ。初日から人であふれかえった。
 ここは、梅田貨物ターミナルの広大なヤードがあって、長年手つかずだった。国鉄時代の負債返済のため、段階的に整理して売却し、先行の東側で施設が完成し、26日のオープンにこぎつけた。残りの用地は、順次開発される予定になっている。
 大阪駅周辺は、阪急、阪神の両私鉄ターミナル直結の百貨店に、JR駅ビル(南側)の大丸百貨店がしのぎを削っていたところへ、北側駅ビルへ三越伊勢丹が入り、競争が激化していた。そして、グランフロント大阪がオープン。集客の起爆剤となるか、奪い合って沈下するか、ここが正念場である。
 商業施設は充実、マンションは全戸完売と、好調なスタートだが、残念ながら、オフィスフロアのテナント入居率が2割しかない。一等地の新築ビルだから賃料が高いのが一因、と言われているが、2割は低すぎる。
 大企業の損益は上向いている。デパートに買い物に行こうかという購買層は回復しつつある。しかし、企業全体にテナントを埋めるだけの体力が戻っていないし、従業員の給料への反映もまだ一部分に留まっている。この経済状況を、グランフロント大阪ははっきり示しているように思う。
 テナントが埋まるところまで企業の活動が戻ってくれば、経済回復、インフレ目標に耐える状況になると見ている。先行きに注目したい。

                       (仲)

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2013年4月20日 (土)

地震は必然      ~ゆうてもええかな~

 13日、淡路島を震源とするM6.3の地震が発生した。17日、三宅島近海を震源とする群発地震が発生し、最大M6.2を記録した。同日、宮城県沖を震源とするM5.8の地震が発生した。
 これらの地震の関連性は無さそうだ。1週間という短期間に続発したのは、結果的にそうなっただけで、これをきっかけにあちこちで地震が頻発すると考えるのは、根拠がない。
 ただ、偶然と片付けるのは乱暴だ。地震が起こるには理由がある。日本における地震で、私が理解しているのは、大きく分けて3種。東日本大震災のような、海溝に海洋プレートが沈み込む際に起こるタイプ。阪神淡路大震災のような、地表近くの断層が動くタイプ。そして、火山活動に伴う震動。
 海洋プレート型の地震は、東海・東南海地域に大規模に起こると予想されていて、対応も活発だ。東日本で大きな被害を出したため、東海・東南海地域の防災計画に影響が出ている。
 先週の淡路島を震源とする地震は、阪神淡路大震災を引き起こした断層との関連が指摘されている。直接の余震ではないが、大震災の震源の南側で、未知の断層が誘発されて動いたとされる。だから、北側でも起こるかもしれない。
 一つ一つの地震に、必然性がある。起こる時間と場所は予知できない。未知の断層があるかもしれない。直近では、地震による原発事故の懸念が真っ先に浮かぶ。ニュースでも、震源近くの原発の無事をいち早く報じている。既知の断層への備えも怪しいのに、未知の断層が動いたら。福島第一原発の、2年以上仮設備のまま処理が進まず汚染水漏れを起こす状況、これはどの原発でも起こりうる。その前提に立って今後の対応を考えて欲しい。

                     (仲)

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2013年4月13日 (土)

北朝鮮の挑発      ~ゆうてもええかな~

 最近、取り上げる回数が多い。悪目立ちが過ぎる。
 北朝鮮が移動式ミサイル発射台を日本海側に配備し、発射準備を整えたとされる。同時に北朝鮮は、メディアを通じて、日米韓に対して、挑発的な発言を繰り返している。
 金正恩氏が最高権力の座に就いて1年が経過し、その間、人工衛星と称した弾道ミサイル発射実験を成功させ、核実験も強行した。それを受けた国連安保理の制裁決議が採択され、経済制裁が発動されている。追い込まれてなお、ムスダンクラスのミサイル配備で、軍事的緊張をあおっている。
 12日、韓国の朴大統領が事実上の対話呼びかけをしているが、おそらく北朝鮮は乗ってこないだろう。米中、特に中国しか視野にないのではないかと見ている。
 北朝鮮が欲しいのは、金と食料である。長距離ミサイルと核実験は、技術売り込みのデモンストレーションだが、中国の制止をきかずに強行したために、安保理決議で中国に拒否権を使ってもらえなかった。中国との関係が冷え込んだとき、修復に専念せず、アメリカを相手に打開策を引き出そうとしたがその気配はなく、困っている状況のようだ。
 中国には、北朝鮮を弱らせる意図はない。韓国軍や米軍が入ってくる事態は避けたい。だが、今の状況で金正恩体制を容認してかばうのは、中国国内の反政府世論の種となるし、米中対立を招くという意味でも、甘い顔はできない。締め付けて、北朝鮮がすり寄ってくるのを待っているのではないか。
 暴発したら、東アジアが不安定になる。落としどころが、まだ見えない。

                    (仲)

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2013年4月 6日 (土)

中国の鳥インフルエンザ      ~ゆうてもええかな~

 中国で鳥インフルエンザ・H7N9型の人への感染が確認され、今週までに6人の死者が出た。上海を取り巻く広い地域での調査が始まり、家禽・鳩などからインフルエンザウィルスが発見されたと伝えられている。
 中国側の発表では、人から人への感染は確認されていないからパンデミックにはならないとしつつ、感染経路を調査するという。SARSが広がったときは情報を出さずに処理しようとして、住民への予防意識の喚起もしない形になって、流行を拡大させた。今回は政府による情報開示ができるか、注目したい。
 人の感染例は少ないものの、範囲が広い。これは、深刻な事態の一歩手前と思った方が良い。H7N9型は今まで、弱毒性と言われていた。感染者を死亡させるほどの毒性はなかったが、死者が確認されたことで、ウィルスが強毒性に変異したことが示された。それが限定した地域ではなく、安徽省や江蘇省、浙江省などで確認されているなら、強毒性ウィルスに感染した鳥が拡散しているか、人から人への感染があって表面化していないか、どちらかだろう。
 家禽や野鳥が媒介になっているなら、周辺諸国にウィルスが拡散すると考えて備える必要がある。養鶏場で感染例が見つかって、殺処分した光景は、記憶に残っている人も多かろう。
 インフルエンザが拡大するかどうか、今しばらく要注意だ。人も鳥も、日中間を行き来している。他人事ではない。

                      (仲)

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