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2013年3月23日 (土)

キプロスとアベノミクス      ~ゆうてもええかな~

 キプロスの金融問題が、日本で報じられている。EUに金融支援を要請したところ、その条件に銀行預金への課税をキプロス政府に求めた。58億ユーロを調達するこの法案は、キプロス議会で19日否決。代替案として、公的資金を注入する国内2位の銀行を分割・整理する法案を22日可決した。これで金融機関への注入資金は減らせるが、まだ不十分で、EUと金融支援のための条件を再度協議する。
 キプロスはロシアとの関係が深い。ユーロ危機でキプロスの銀行が多額の損失を出したとき、ロシアから25億ユーロの支援を受けている。銀行預金の3割がロシア投資家の資金とされるため、昨年支援要請を受けたEUは、加盟国の資金でロシア投資家の預金を保護する状況を嫌って、銀行預金への課税で富裕層にも負担を求めた形だ。
 2009年のギリシャから始まったユーロ危機は、いったん落ち着いたが、キプロスの状況次第で再燃する怖れがある。ポルトガル、イタリアの経済も盤石ではなく、難しい局面に陥る可能性がある。
 日本は、アベノミクスで円安株高、業績上向き春闘堅調、地価底打ちの段階で、期待先行の動向から実体を伴う景気浮揚までにまだ時間がかかりそう。そこにユーロ危機で円が買われたら、為替差益で上向いた業績は沈む。期待が不安に変わったら、デフレ脱却は困難を極めることになる。
 国内の生産量が上がるまで、市場は変動して欲しくないのだが。長い不景気で弱った足腰で、日本経済はどこまで耐えられるかが、試される。

                     (仲)

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