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2013年1月 5日 (土)

財政の崖、円安の行方      ~ゆうてもええかな~

 新年が明けて、今年は明るい話を聞きたいものだ。
 市場が動いて、円安・株高になっているのは、悪い話ではないが。先行き明るいか、まだ分からない。1日にアメリカでの『財政の崖』回避のための法案通過を好感しての動きだが、法案の内容はどうか。中・低所得者層の減税を恒久化して高所得者層の所得税率の最高を若干引き上げて、財政支出強制削減を2ヶ月先送りしたということだから、崖から谷底には落ちなかったが、上昇傾向にあると言えるかは微妙。財政支出の拡大で失業者を減らしてきたから、先送りした財政支出強制削減が発動したとき、雇用を支えられなければ、景気に悪影響を及ぼす材料となりかねない。
 ドルが強含みで推移してくれないと、ユーロはまだ波乱含みだから、円相場を年明けの水準で維持するのは難しい。安倍政権の経済政策の効果が出たとしても、経済の立て直しの後に賃上げとなる。国内消費が回復するのは来年以降だろう。中国経済がどう推移するか、新指導部の動向が気になるが、今のところ、国内安定と成長確保を優先しているようで、日本企業にとっていい環境とは言えない。
 アメリカの景気が陰りを見せるようなことになれば、為替相場も株価も年明けの状態より悪化するのは間違いなく、その材料は最も近くて2ヶ月後、アメリカ財政支出強制削減の対応に市場が反応するだろう。財政の崖は回避したが、段階的に下降する危険性をはらんでいる。安倍政権が経済を支えられるか。夏の参院選に気を取られて、足下の段差を踏み外さないようにしてもらいたい。

                        (仲)

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