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2012年11月 2日 (金)

製造業苦境続く      ~ゆうてもええかな~

 今週、9月中間決算公表に合わせて、3月期までの通期の業績予想の修正発表が続いている。
 大きなニュースになったのが、パナソニックとシャープの大幅赤字見込みへの下方修正。どちらも昨年巨額の赤字に沈み、今年は回復を目指していたが、叶わなかった。
 家電メーカーの苦戦は、今年度の国内消費回復は望めないため、海外需要回復を織り込んだところ、実際は欧州の通貨危機や中国の景気回復の遅れで伸びなかったことにある。市場が伸びないところでのシェアの奪い合いになり、巻き返せずに沈んだ。日本の強みは、機能と安全性、即ち付加価値にあるのだが、低価格を求める市場ニーズとのズレを埋められなかった。さらに、薄型テレビや太陽光発電パネルなどの価格低下を受けた事業再編成の特別損失を計上して、通気赤字額が膨らんだ。
 化学メーカー大手も、欧州危機と中国需要鈍化で、通期業績を下方修正している。
 スマートフォン・タブレット端末向けのソフト関係は伸びているが、製造業を見た場合、苦境からの脱却には時間がかかるようだ。下支えする分野が見当たらないところがつらい。ウィンドウズ8が発売になっても、ハードが動きそうもないところにも苦境が表れている。
 尖閣諸島問題の影響は、9月期はまだ大きくない。3月通期には確実に悪影響が出る、それもあっての通期予想修正。国内の景気が良くなればいいんだけど、ねえ。

                        (仲)

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