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2012年10月20日 (土)

改めて、混ぜるな危険      ~ゆうてもええかな~

 民主自民公明三党の党首会談決裂、尖閣諸島問題も気になるが、今日は、昨夜東京の地下鉄で起きた、アルミ缶破裂の事故を取り上げる。
 今回の事故は、油汚れ用の洗剤を、アルミ缶に小分けして持ち帰るときに起こった。洗剤の水酸化ナトリウムが、缶のアルミニウムと反応して、水素ガスが発生したことが原因のようだ。
 当欄では、時間が経ったページへのアクセスはなくなるのだが、数少ない例外がある。その一つが、08年4月の『混ぜるな危険』で、4年経ってもまだアクセスがある。数ヶ月に一回のペースだけど。だからここで改めて、洗剤で発生する危険を書いておく。
 油汚れやパイプ詰まり、ぬめり落としの洗剤には、水酸化ナトリウムが含まれている物がある。油脂、酸化した油、髪の毛などのタンパク質を分解するのに有効。ただし、アルミなどの金属に触れると、反応して水素ガスが発生する。密閉容器なら、内圧で破裂するだろう。スチール缶も危ない。このタイプの洗剤の保管や持ち運びは、通常プラスチック容器に入れる。それから、素手で扱うのも厳禁。タンパク質である皮膚も溶け、やけどを起こす。眼に入ると失明の危険がある。15分以上流水で洗って、医者に行くこと。
 カビ取り剤など、塩素系と表示されていれば、酸性の洗剤と混ぜてはいけない。反応して、塩化水素ガスが発生する。眼が痛み、気管に強い刺激がある。塩化水素ガスを水に溶かした物が塩酸だから、涙や唾液にも溶けやすい。刺激を感じたら、水でよく洗って、医者に行くこと。
 現状市販の洗剤なら、これを押さえておけばいいだろう。容器に成分が書いてあるので見て欲しい。追加事例があれば、また取り上げることにする。

                          (仲)

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