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2012年7月28日 (土)

関電、何様じゃ     ~ゆうてもええかな~

 オスプレイの話も書いていないし、いじめ問題も考えたい。いや、スカッとロンドン五輪の話をするのもいいかと思ったが、どうにも腹が立つので、書いておく。2回連続で原発問題の話だが、おつきあい願いたい。
 25日、関電社長が大飯原発3,4号機フル稼働に達したことを受けて、マスコミに次は高浜原発3,4号機を優先的に再稼働させる方向で国と調整したい、と発言した。これに対し枝野経産相は9月発足の原子力規制委員会の判断を見守るべき、と不快感を示した。27日、関電社長は再度マスコミの前で、高浜3、4号機の再稼働は、原子力の重要性と国による安全性評価があくまでも前提だが、原発を稼働させて電力を安定供給するのが電力会社としての使命で、安全性が確認できたプラントは稼働させたい、と発言した。
 関西では、大飯原発4号機フル稼働に至っても、10%以上の節電要請が緩和されていない。でんき予報も毎日出されているが、需要90%以上の予想はまだ出ていない。それでも電力安定供給にさらなる原発の再稼働が必要と繰り返す。
 これじゃあ、言ったモン勝ちじゃないか。ごねれば原発再稼働できると思っているのか。大飯原発を再稼働させるときに、どれだけの人が考え、議論し、再稼働した今も万が一の不安におびえている、その姿を見て、それでも次の再稼働を口にするか。電力会社は何様なんだ。いったい。
 枝野経産相の対応も良くない。見守るべき、ではないだろう。この夏の電力需要を乗り切るメドが立ったのなら、以後の再稼働は原子力規制委員会の判断が出るまで認めないと、はっきり言いなさい。
 電力会社がなし崩し的に原発再稼働を目論む一端が見えた。だから国は、早くエネルギー政策を決めて運用しなさい。解散時期の駆け引きよりこちらがずっと重要だ。

                       (仲)

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2012年7月21日 (土)

原発論議で小細工するな     ~ゆうてもええかな~

 原発について書く。きっかけは20日夕方のニュース。毎週金曜日、首相官邸前で大飯原発再稼働に反対する抗議デモが行われているが、20日のデモに鳩山元首相が参加した。政権与党の元党首で首相経験者が、政府への抗議デモに参加するなど前代未聞。抗議するなら、直接首相に言えばいいじゃないか。
 ここからが本題。原発依存度に関して政府は、2030年に「0%」「15%」「20~25%」とする3案を提示し、これに対する国民の意見を聞く意見聴取会を全国11箇所で開いている。そのうち、15日の仙台市では東北電力幹部が、16日の名古屋市では中部電力幹部が「20~25%」を支持する発言をして、紛糾した。発言者は抽選で選んだと言うが、電力会社社員が2箇所とも含まれているのは、作為的か、不作為でも結果的に偏った意見抽出となった運営に問題があったと言わざるを得ない。今後の意見聴取会で電力会社社員が抽選に当たったら、偶然であっても、意見聴取会の意義が問われるだろう。
 それから、原子力安全・保安院は18日、大飯原発と志賀原発(石川県)の敷地内に走る断層が活断層である疑いがあるとして、関西電力と北陸電力に追加調査計画を策定して調査に着手するよう指示した。原発は活断層の上に建設することは禁じられており、国が認可して原発が建っているのだから、断層の調査をしていないか、活断層ではないと判断したか。その当時の判断材料の検証ができないから追加調査が必要なのだ。これは重大な問題で、大飯原発再稼働のときの安全性判断に活断層が、即ち直下型地震の疑いを検証していなかったわけで、関電も政府も原発再起動ありきで手続きを進めた証拠ではないか。
 万が一のダメージは身にしみているはず。小細工せずに、皆が納得する論議をお願いしたい。現首相は、デモに参加する元首相より少しはマシだと思うから。

                         (仲)

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2012年7月14日 (土)

議員の生活が第一     ~ゆうてもええかな~

 今週11日、民主党を離党した小沢氏が、新党を結成した。党名『国民の生活が第一』。離党時に国会内での会派として届け出た名称を変えず、そのまま党名に使った。政党の看板としては異例だが、意図は分かりやすい。
 政党名というよりスローガンに近い文言を使った理由は、おそらく次回総選挙用。党名にすれば、選挙前も選挙中も、我が党は国民の生活が第一と、堂々と前面に出せる。ポスターであろうが、報道であろうが、正式名称だから、党名が出れば即ち主張も出ることになる。
 次回総選挙の時期。関係者の思惑は、野田首相は、今解散したらボロ負け確定なので先送りしたい。自民党幹部も、消費税増税法案に賛成した直後の選挙は避けたい。谷垣総裁だけは、このままだと秋の総裁選で負けそうだから、党首であるうちに解散に持ち込みたい。小沢新党代表は、増税反対で票を集めたいから、早く解散させたい。狙いは衆議院での内閣不信任案可決。そこでカギになるのが、社民党などの野党との共闘と、民主党に残る鳩山派を取り込めるかどうか。勝算はともかく、小沢氏最後の勝負の筋書きは、こうだと見ている。
 解散、総選挙になれば、早かろうが遅かろうが、衆議院の勢力分布はがらりと変わる。そこで小沢氏は当選した議員を集めて『国民の生活が第一』党を再編する。今度は政党らしい名称にして。
 追い込まれて新党での勝負に打って出た小沢氏。国民の生活のことまで考える余裕はなくて、議員たちが総選挙を乗り切ることが第一、じゃないか。きっと。

                       (仲)

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2012年7月 7日 (土)

いじめと自殺の因果関係     ~ゆうてもええかな~

 昨年10月、大津市の当時中学2年生の男子が、自宅マンションから転落して死亡、警察は自殺と断定した。いじめが合ったとの指摘があり、市教育委員会が全校生徒にアンケートを実施し、いじめの実態はあったと確認したが、自殺との因果関係は否定した。また、父親は警察で被害状況を訴えたが、事件として捜査するまでには至らなかった。今年2月、両親は市と同級生らに対して、いじめが自殺の原因として、損害賠償を請求する民事訴訟を起こした。5月の第1回口頭弁論で市はいじめと自殺に因果関係はないと争う姿勢を示した。
 司法の判断を待たず、7月3日頃から、事態は急展開する。市教委のアンケート結果について、昨年11月時点で公表されていなかった内容が次々に明るみに出た。自殺の練習をさせられている『らしい』とか、先生は注意、あるいは見て見ぬふりだった『らしい』とか。『らしい』と書いたのは、アンケートの原文を見ていないし、市教委が7月4日の会見で直接見聞きした生徒はいなかった、としているためである。ただ、その会見後3日間で、大津市教委への批判や意見が千件以上届いている。
 なるべく冷静に経緯を記したつもりだが、胸の中はやりきれなさであふれている。両親が民事訴訟を起こしたのは、実際に何があったのか知りたいというのが最大の理由だろうと思うのだが、一つの報道をきっかけに続々と出てくる情報に巻き込まれる状態は予想外だったろうし、心中察するに、あまりにむごい。
 せめて、この件の実態を整理してご両親に説明して欲しい。教育批判もいいが、個々の事案を置き去りにすることのないように願う。

                        (仲)

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