« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月30日 (土)

小沢氏の離党時期     ~ゆうてもええかな~

 小沢氏のことを書くが、重要なことだとは思っていない。ただ、重要ではないのにマスコミが多くの時間と労力を割いて報道しているのが気にくわない。気にくわないということを言いたいから、書いておく。
 26日の衆議院本会議で、消費税増税関連の8法案が賛成多数で可決され、参議院に送られた。このとき、消費税増税法案に対して反対をした民主党議員57名、棄権・欠席が16名。この造反議員、とりわけ小沢元代表の離党判断にマスコミが注目している。
 小沢氏と輿石幹事長が連日会談を重ねているが、これ、合意しない。輿石幹事長は民主党参議院の有力者。これから法案審議に入る参議院での造反ムードに水を差したいのが本心で、小沢氏を説得するほどの力はない。
 対する小沢氏、さっさと離党しないのは、総選挙の時期を見定めているのだろう。採決前は、造反して即離党しそうな勢いだったが、これは野田首相と谷垣自民党総裁の間で、消費税法案成立後の話し合い解散を想定してのこと。新党を立ち上げるなら、総選挙に近い時期の方が、政局の風を利用しやすい。間が空くと国民に忘れられる。
 解散時期の約束は無かったようで、9月解散あたりを中心に考えると、選挙資金の問題からも、新党結成から選挙までの期間は短い方がよろしい。小沢グループの多くは1回生議員で、資金基盤が不安定。大将の小沢氏がすべて支えるのはつらかろう。だから、時期を計っている。たぶん、小沢氏に余裕はない。
 ここまで見て、国民の方を向いて仕事している人が誰かいただろうか。新党でも大連立でもやってごらんよ。国民は、投票で判定するからさ。

                         (仲)

                          戻る

2012年6月23日 (土)

沖縄・慰霊の日     ~ゆうてもええかな~

 6月23日、気象庁は沖縄地方の梅雨明けを宣言した。夏本番の日差しのもと『慰霊の日』を迎えた。67年前、アメリカ軍が沖縄に上陸し、苛烈な戦闘の末に失われたすべての死者を慰霊するための日。首相も列席して式典が行われた。
 首相はとんぼ返りで、永田町での多数派工作という泥の中に戻った。沖縄が抱える問題をそのままにして。
 普天間基地移転問題は、民主党政権が台無しにして、二進も三進もいかなくなった。そこへ米空軍の新型輸送機オスプレイを現地で組み立てて配備しようとして、また沖縄に押しつけかと反対の声が出たから、岩国基地で組み立て整備することで収拾しようとした。しかし6月13日、同じ機種がフロリダで訓練中に墜落事故を起こした。そんな危ねえモンはごめんだと、沖縄も岩国も反対するも、政府は計画変更せず配備を進めようとしている。米軍発表では機体の問題ではないと言うが、情報を開示した上で、改めて地元合意を得るのがスジだろう。
 また、沖縄は国境の地であって、中国が野心を持って東シナ海 をうろうろしている。これ、海上保安庁が警備するにしても、手薄に過ぎないか。東京都が購入しても、警備防衛は国の責任だ。北方領土も竹島も、主張するべきところは戦略をもって主張するべき。遺憾の意を表するだけでは国土は守れない。
 今月、ヤマト運輸が沖縄を国際物流拠点にして、年度内に台湾やシンガポールあたりまで翌日配達する予定と発表している。沖縄を物流のハブにする、即ち流通産業が育てば、沖縄振興に役立ちそうだ。くれぐれも、危険なモノを流通させないように、ご用心召されたい。

                        (仲)

                         戻る

2012年6月16日 (土)

次の原発再稼働の前に     ~ゆうてもええかな~

 今週は大きなニュースが多い。オウム関連事件の高橋容疑者逮捕。6歳未満男児の法規程による脳死判定、臓器移植実施。消費税関連法案修正で与野党合意。
 その中で、大飯原発3・4号機の再稼働決定について考える。6月16日、野田総理は、福井県知事の同意を得て、大飯原発3・4号機の再稼働決定した。関係各所は即時に、再稼働へ向けての作業と、特別監視態勢の調整に入った。
 福島原発事故を受けて安全対策を求める世論が大きいし、実際に暫定基準で求められている免震事務棟や防潮堤整備などの未整備部分は、3年以内に完成させるという工程表の提出しただけ。これを根拠に安全だと言っても説得力に欠けると感じるのが普通だろう。
 その無理筋の大飯原発3・4号機再稼働を急いだのは、困る人の圧力のせいだろう。歳入が減る福井県、おおい町。仕事のない発電所従業員。発電コストが上がる電力会社。定期点検できないから減収になる発電機メーカー、下請け業者、作業時の宿泊・外食産業。電力不足で計画停電になったら生産に支障が出る企業。そして、原発再稼働のハードルが上がると困る電力会社。経産省も困る。利権が絡んでいる人、天下り先を懸念する人。
 新規建設が事実上無理だから、原子力事業関係は、官民共に、既存の原発で儲けるしかない。不利益を最小限にしたい声の後押しで、再稼働が決定した。次の再稼働は、北海道の泊原発、愛媛県の伊方原発が有力だ。
 想定外の災害、例えば直下型地震などが起こった場合、安全性を置き去りにした代償は、影響範囲も深刻度も途方もなく大きい。福島の事故をもう一度見つめ直して安全対策を考えて欲しい。次へと走る、その前に。

                          (仲)

                           戻る

2012年6月 9日 (土)

円高対応は誰がする     ~ゆうてもええかな~

 歴史的といっていいドル・ユーロに対する円高は、4月頃いったん戻したが、ここへ来てまた円買いに振れている。スペインの大手銀行破綻情報でユーロ安の圧力が高まり、スペインの資金援助要請で危機は回避したいところ。だが次の難関が控えている。17日のギリシャ総選挙で、前回同様、緊縮財政反対派が大勢を占めると、今度はこちらでユーロ危機が再燃する。アメリカは大統領選を控えて大きな政権のてこ入れはなさそうだし、今は安定して見える円を買う投機筋が多いのだろう。はた迷惑なことだ。
 円高レベルが、日本の経済力を反映しているなら納得もするが、今のレベルは高すぎる。現に3月期の倒産件数が増加傾向に転じたとの報道があって、円高の影響が大きいと指摘されている。製造業の赤字決算を見ても、経済基盤が強いとは言えず、大震災の復興需要はあるが、日本経済を牽引するレベルでもない。だから、円が高くなっているのは、投機資金によるもの。政府、日銀が介入してもいい状況なのだが、財務相は、やるときゃやるよ、とガキのケンカみたいなことを言うだけで、何もしない。困ったものだ。
 ちょうど、今月18日からG20サミットが開催される。野田総理直々に為替相場の安定のために尽力してもらいたい。大飯原発再稼働のために記者会見を下総理だ。経済界のために汗をかいてくれてもいいだろう。ただ、嘘か誠か、消費税関連法案の採決が18日以降にずれ込めば、野田総理はG20を欠席するかも、という見方がある。まさかと思うが、ホントにやりそうで怖いなあ……。

                        (仲)

                         戻る

2012年6月 2日 (土)

消費税も、原発再稼働も     ~ゆうてもええかな~

 6月早々、政局が動き始めた。野田総理は、小沢元幹事長との会談を再度、3日日曜日に設定している。たぶん、前回と同じく、両者平行線のままで物別れに終わるだろうと思う。
 野田総理は、党内の消費税増税反対派を説得したけどダメでした、だから切り捨てますから自民党さんどうぞ宜しく、というメッセージを出したい。だから小沢氏側に歩み寄る必要がないし、問責決議の対象である国交相・防衛相+αの小規模内閣改造をして、自民党を協議のテーブルに引っ張り出したい。ついでに内閣改造のときに、輿石氏とか、小沢氏寄りあるいは中間派を閣内に取り込めば、党内の造反を減らす効果があるだろう。
 小沢氏は、増税に反対しているポーズをアピールしたい。民主党は次回総選挙で勝てないだろうから、野田総理と対極にいて、勝ち馬に乗りたい。大阪維新の会とか、票を見込める第三極が出てくれば、小沢チルドレン丸抱えで協力して、戦いに挑みたい。今はまだ、民主党にいた方が便利だから離党しない。
 そんな両者が合意するはずがなく、政治日程に則って粛々と内閣改造まで進むだろう。ついでに、大飯原発3・4号機の再稼働も決める。野田首相は、原発に興味がない。ただ、再稼働させず、もし夏に電力が不足し、大停電になってしまう、そのときの責任者になりたくない、というところが本音と思っている。
 消費税も、上げないと財政が大変なことになると官僚に吹き込まれて、財政破綻の責任者になるのを避けたいから、と、私には見える。根本は単純かもね。

                       (仲)

                        戻る

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »