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2012年3月10日 (土)

この日は祈ろう-大震災から1年-     ~ゆうてもええかな~

 3月11日。未曾有の大震災から1年が経つ。一万五千人以上の死者を出し、三千人を越える人たちの行方が分からっていない。
 この一年で、できたこともある。まだできていないこともある。余震もまだ続いている。一年前におこった事を過去のこととして語るには、まだ早すぎる。
 この一年でできなかった事について、あれこれ考えてみた。そして、直面する課題の多くが、途方もなく資金と人の力を必要とするものであることを改めて思い知った。例えば、がれき処理。現地に山積みで、全体の一割も処理できていないと聞く。被災地の自治体だけで処分できる量の二十~三十年分のがれきが、雪に覆われて処理を待っている。日本全国で広く受け入れを、と呼びかけても、東京都など数県が応じているだけ。でも、受け入れない自治体を批判できるだろうか。口で言うのは簡単だが、受け入れ態勢ができていない、あるいは不安を取り除けない現状で、押しつけがましいことを言っていいのだろうか。被災地の痛みを理解した上でもなお、逡巡せざるを得ない。
 おそらく、不安の最も大きな元凶は、福島第一原発事故、そこから飛散した放射性物質だろう。ここでも、放射性物質を含んだがれきの処置に困っている。中間貯蔵施設の設置計画説明が地元であったようだが、これも地元の不安を取り除く情報を出して進めなければならない。最終処分の場所は全く決まっていない。量的にも、期間的にも、見積もった数値に国は責任を持たないと、ただお願いするだけでは不安は取り除くことはできない。
 今後なすべきこととして、不安を取り除くことが重要なのだと思う。不安とは、主に二点。二度と同じような災害を被らないか、それと、現状よりさらに悪い状態にならないか。その上での復旧、復興ではなかろうか。時間はかかる。被災地への支援は、まだまだ必要だ。
 3月11日。この日だけは、被害を受けた方のために、祈ろう。明くる日から、何ができるのかを整理して考えるために。そして、また歩き出すために。

                     (仲)

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