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2011年10月16日 (日)

TPPに参加していいのか     ~ゆうてもええかな~

 どうにも体調不良で、この一文すら書くのが辛い。不定期になって心苦しいが、ご寛恕寝返ればと思う。
 さて、野田内閣には、注文をつけたいことがざくざく出てきて困っている。震災復旧は、復興は、福島第一原発は、放射能汚染は、増税は、隣国との外交即ち安全保障は、円高対策は、増税は、デフレ対策は、それから、それから。そのなかで、タイミング的に、TPP参加の問題を書こう。
 実は昨年のAPEC開催中、昨年11月13日付の本欄で「TPP参加できるのか」という一文を書いている。当時は菅首相だったが、国内で決めないまま、TPP参加への協議に入ることをぶち上げている。議長国としての見栄で言っただけで、国内は賛否両論せめぎ合い、結論は出ていなかった。
 一年経って野田総理も、TPP参加の方針を打ち出した。情けないことに、国内は賛否両論のまま結論は出ていないのに、日米首脳会議でオバマ大統領に迫られて断れず、TPP参加の方針で今年のAPECに臨むという。
 昨年、本欄で書いた結論を再掲する。
 『思うに、政府の無策が問題なのでは。TPP参加するなら農業に、不参加なら工業に、国際競争に勝てる業態転換の道筋を提示して、必要な施策を打ち出すべきだろう。』
 これ、今年も使い回しできてしまうから、情けない。この一年、政府は何をやっていたのか。大震災で大変だったが、それを言い訳にできない。何か施策を考えようとすらしていなかったからだ。
 環太平洋エリアで関税を撤廃してどうなるか、具体的に考えてみたのか。どういうメリットがあって、TPPに参加するのか。国民に対して説明するべきだが、今は審議する場である国会さえ閉会中だ。震災復興関連の委員会審議だけ、閉会中審議でごぞごぞやっているだけである。
 進歩がない民主党政権に申し上げる。懸案に対して戦略をもって国民に説明し、対処に邁進していただきたい。と言っても、そんな実力、無いよなあ。困ったもんだ。

                   (仲)

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