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2011年1月22日 (土)

小沢氏問題が示すこと    ~ゆうてもええかな~

 民主党が、通常国会召集を前に、党内でもめている。それも、国民に醜態をさらす形でごたごたしているのだから、これから来年度予算審議、というときに、政権与党として他にやることがあるだろう、と思う。
 小沢排除の包囲が着々と進んでいて、岡田幹事長は、小沢氏の国会招致、それも証人喚問も視野に入れて検討に入っているようだ。もちろん、本気で証人喚問をやろうという気はないだろう。狙いは、小沢氏へ離党勧告を突きつけたい、という意図が見える。
 内閣改造で、参議院で問責決議の議決を受けた閣僚は更迭した。菅首相としては、本音はもっと大幅な改造をして、問責決議を受けての更迭という印象を薄めたかったのだが、うまくいかなかった。他の閣僚のクビを切れなかったのだ。だから仕方なく、最小限のたらい回しになった。
 内閣改造と同時に、通常国会までに民主党がやっておきたいのが、小沢氏関連の政治とカネ問題に対する対応である。小沢氏の強制起訴が間近で、ご本人も公判と国会の両方に対応しかねると考えているのだろう、公判に集中して国会での説明を回避する動きを見せているが、党としては、政治とカネの問題に対処した事実が欲しい。なぜか。閣僚更迭も小沢氏切りも、通常国会の運営を確実にするために、野党が審議拒否の理由とする要因を片付けておきたいから。ごく単純な発想で、菅政権維持のため、国会運営に支障を来さないように、あわよくば支持率アップも期待しての動きと思っていい。
 突き詰めれば、公明党との連携とか、ねじれ国会の運営対策をいろいろ考えてのことなのだが、このことで民主党内での亀裂拡大を呼んでいる。同じ党の議員の処遇について、国会での証人喚問までちらつかせるなど、政権党のすることとは思えない。小沢氏をかばっているのではない。党の問題を党内で処理できないのに、国政を任せて処理できるのか、という疑念を抱いてしまうのである。
 小沢氏は、民主党、あるいは国政から去るのか。誰が引導を渡すのか。生活苦の国民には優先事項とは思えないし、何がどうなろうと、菅政権が来年度予算成立後早々に窮地に追い込まれるのは目に見えているのだから、目先の国会運営より景気対策に頭を使って欲しい。信頼回復、容易ではないですぞ。民主党殿。

                   (仲)

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