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2010年12月11日 (土)

ノーベル平和賞授賞式に中国は    ~ゆうてもええかな~

 今月8日、孔子平和賞の第一回受賞者が委員会より発表され、9日に授与式が行われた。第二回があるのか、ぜひマスコミに追跡取材してもらいたい。あったらあったで、無かったら無かったで、どちらにしても話の種になる。
 ノーベル平和賞の方は、受賞者・劉暁波氏不在のまま授賞式が行われた。中国の批判が続いており、内政干渉だとのコメントが出されているが、中国の声が大きくなるほど、劉暁波氏が、民主化活動抑圧のシンボルとして浮かび上がる。
 中国は今年、上海万博を開催し、GDPも日本を抜いて世界第二位になることが確実な経済大国である。しかし、来年、再来年はどうだろう。国家主席が交代する、その移行期間にあって、このまま成長を続けて、さてどうなるか、である。
 大きな問題点は2点。一つは資源である。中国は資源大国であるが、自国の経済成長に伴い、資源の国内消費量が急増しており、そのため政府は資源輸出量の規制に乗り出している。レアアースの輸出制限を考えれば分かりやすい。尖閣問題で外交カードとして使うなど、政府が恣意的に統制している。ところが、尖閣問題以降、世界は中国以外の安定供給先へシフトしようとしている。中国産が安いから買うので、売らないなら他の手を打てばいい。
 もう一つは、技術の問題。レアアースで言うと、精製する技術、精製時の廃棄物を処理する技術、資源を使って精密機器を作る技術、すべて中国単独ではできない。技術が欲しいから、他国企業の誘致は必須だが、日本から言えば尖閣問題の報復と見られるフジタ社員の拘束があったし、他の国から見ても、自国通貨を守るため恣意的に為替レートを変えない国を、経済大国ではあってもビジネスパートナーとして信頼できるか疑問だ。従来、コストメリットを求めて、製造拠点を台湾から韓国、中国と展開しているので、2年後、そのメリットが薄れた場合、一党独裁国家での企業活動のリスクが問題視されれば、他国へ展開するだろう。
 自国の利益優先で、国際社会を顧みず振る舞うなら、近い将来、景気が減速し、環境問題が深刻化した場合、自国でその場をしのぐしかない。社会主義国家の危機は、国際社会からの孤立と民衆の不満の爆発から、ですぞ。

                  (仲)

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