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2010年8月13日 (金)

円高を静観するな    ~ゆうてもええかな~

 お盆休み、帰省客でごった返している。特に高速道路無料化区間は、例年以上の渋滞で、並行するJR線や一般道の利用が幾分減っているようだ。土曜日曜は、休日高速道路1000円実施日だから、全国的に高速道路が渋滞するだろう。
 また、海外旅行者数が増加に転じている。長いところは8月8日頃からの長期休みがあるようで、1週間の休みを使って海外へ、ということなのだろう。
 海外に行かれる方には、直近の円高はありがたいだろう。今月に入って、1ドル86円~85円で推移している。特に10日、アメリカで金融緩和措置がとられて円高がさらに進む材料となっている。円高と言うより、ドル安、なのだが。
 夏休みの官邸では。この円高の動きを受け、政府と日銀が協議しているが、何も対応策を出さず、見守るとの見解を出した。これでは、日本は円高容認と取られかねない。実情は、これ以上円高が進んでもらっては困るのだ。
 製造業、特に輸出製品を製造する業者は、円高になると損が生じる。逆に輸入業は有利だ。といういことは、国内の製造業の体力が削がれ、さらに安い輸入品に対抗するためにコストダウン策を考えざるを得ない。すると、ここで新たなデフレ要因が発生する。地方の景況が徐々に持ち直しつつあるこの段階で、円高がさらに進むと、立ちゆかなくなる企業が出てくる。
 アメリカは、ドル安政策を進め、輸出拡大での景気回復を狙っている。だから日本が何の対策も打たず、急激な円高は困る、といった談話を発表するに留まる状態は、世界経済から見ると円安誘導の策を打たず、と取られて、円買いが進むだろう。これ以上の円高は、日本経済、特に製造業には打撃だ。
 実際、特効薬になるような策は数少ないのだが、『静観』していると、今年下期は倒産や、業績が悪化する企業が増える怖れがある。景況維持のためにも対策が必要で、週明けの動きに期待したい。

                    (仲)

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