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2010年1月16日 (土)

小沢対検察    ~ゆうてもええかな~

 二週連続で小沢幹事長関連問題を取り上げる。他にネタはあるのだが、大きく動いたので、触れておきたい。
 15日、石川衆院議員が東京地検に逮捕された。同時に池田元秘書も、次いで大久保秘書も逮捕された。二人とも小沢氏の元秘書で、資金管理団体「陸山会」の事務担当者だった。容疑は、政治資金規正法違反。2004年に「陸山会」が取得した土地の購入原資4億円の政治資金収支報告書に記載しなかった、虚偽記載の疑いである。
 それまで任意での聴取だったが、家宅捜索に踏み切った後、身柄確保が必要との判断で逮捕に踏み切った。在宅起訴でなく逮捕となったのは、18日から通常国会が始まるため、現在は衆議院議員である石川氏の逮捕が難しくなるから。国会議員は国会開会中、議会の同意なしに逮捕できない、不逮捕特権がある。開会中に石川氏を逮捕するには衆議院の同意が必要だが、民主党が過半数の議会に民主党議員の逮捕を認めさせるには、地検は逮捕が必要である証拠を求められるから面倒で、よほどのことがない限り逮捕請求はできない。だから開会前に身柄を確保したかった。それと、証拠隠滅の怖れ、もっと勘ぐって言えば究極の証拠隠滅である自殺もあり得たから、か。不正疑惑があった議員の秘書が自殺した例は、過去何件かあった。
 本丸である小沢幹事長の聴取まで持ち込めなかったのは、地検も残念だろう。しかし、昨年の西松建設問題の時のように「国権による不当捜査だ」と怒るような姿勢は、小沢幹事長には見えない。政治資金収支報告書が間違っていることは認めざるを得ない。土地を買ったことは事実だから。ただ、小沢幹事長にとって検察は自民党時代からの仇敵で、捜査協力はするまい。
 小沢幹事長の処遇にまで発展するかどうかは、検察が土地購入原資の4億円の出所を追求できるかにかかっている。その一部でも、ゼネコンからの裏献金があったとすれば、民主党としても小沢幹事長のままで参院選を戦うことはできないだろう。社民党の連立離脱も可能性無しとは言えない。
 自民党などの野党は徹底追求の構えで、それはそれでやって欲しいが、民意の求めることは何かを忘れないよう。国民のおそらく多くが、景気対策、補正予算と来年度予算の成立の方が優先だと思っているのだから。鳩山首相殿、いや、今ひとつ頼りないから民主党殿、景気対策よろしく。

                            (仲)

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