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2010年1月 9日 (土)

鳩山・小沢後の政局は    ~ゆうてもええかな~

 新年最初の掲載になります。今年もよろしくお願いします。
 正月くらい夢のある話がいいのだが、民主党に初期微動が起きている方に触れたい。下手すると地割れができるかもしれない。
 藤井財務相が健康理由に辞任し、後任に管副首相が就いた。反小沢の重しが取れたことで、ますます小沢幹事長の立場が強くなり、7月の参院選勝利に向けて動くところであるが、資金管理団体の土地取引問題で、東京地検特捜部から任意での事情聴取を要請された。マスコミでは、小沢氏がいつ聴取に応じるのか、それとも応じないのか、と報じているが、そんなことより、特捜部が小沢氏本人に聴取要請していること自体に注目すべきだ。政治資金の出所と使い道、それを政治家本人に、たとえ任意であれ事情聴取に動いたということは、資金管理団体の責任者が勝手にやったことで自分は与り知らぬ、と逃げる道をふさぐだけの証拠固めをしていると思っていい。小沢氏がどう動こうが、検察から見て政治家本人に責任を問う案件として捜査を進めており、あるいは逮捕に踏み切る可能性もあるだろう。
 小沢幹事長としては、民主党の政権基盤をより強固にするために、あるいは自身の野心成就のために、今夏の参院選でどうやって過半数を取るかが目下の懸案で、それには自分が陣頭指揮を執ることになるし、鳩山首相もそれを望んでいるはず。選挙戦略で民主党を引っ張れるのは、良くも悪くも小沢幹事長が筆頭だろう。ただ、それだけの実力を持ってしても、自民党で幹事長をしていたころから今まで、安定した基盤を作ることができなかった。剛腕との評判で、自分の考え通りにいくときの政治手腕は強力だが、批判されたとき、守勢に回ると弱い。それが顕著に表れたのが、昨年末、中国副主席来日時の天皇陛下との面会設定時の対応である。記者会見での語気といい、言い回しといい、宮内庁内規を守らなかったのがなぜ悪い、と、上から目線で、もしくは逆ギレした感じで、批判を突っぱねて封じた。気にくわない者には説明不要、正は我にあり、で押し通す傾向がある。昨年、民主党代表の座を降りたのも、自分に問題があるからではなく、衆院選をにらんだ対策、我を通すための撤退だった。
 今回の政治資金管理の問題、小沢幹事長はどう捌くつもりか。しばらく静かにして、政策実行で得点を稼いで国民の目をそちらに向けさせて参院選、だろうな。予算などの重要法案を通すために鳩山首相のクビを差し出すくらいは平気だろう。自身も、いったんは幹事長から降りるかもしれない。
 6月の時点で、誰が首相だろう。菅氏、岡田氏、前原氏、仙石氏、原田氏。誰でもいいんじゃないか、たぶん。
                          (仲)

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