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2009年11月 7日 (土)

ボーナスあるかな    ~ゆうてもええかな~

 11月7日、立冬。本格的な冬を前にして、冬のボーナスがいくら出るかが、大きな関心事である。臨時給与といいながら、至急を前提にしてローン返済やクレジットカードでの買い物をしている場合は多く、ことここまで不景気が長引くと、今年はいくら出るのか心配やきもきしている人も多かろう。
 日本航空はボーナス全額カットを労組に提案したと聞くが、交渉はすんなりいかないだろう。減額ならともかく、全額カットは抵抗が大きいと思う。経営陣としては、今月末には行き詰まるかもしれない資金繰りのために、経費削減に取り組んでいることを示して融資や債権放棄を引き出したいところだろうし、そもそもそこまで経営が悪化している状況になったら、ボーナス用の資金を確保できないと思う方が普通なんだろうと思うのだが、組合との関係など企業風土というものがあるから、これからの労使交渉になるようだ。
 世間一般はと言うと、ここへきてエコカー関連や家電の原材料メーカーに業績上方修正の動きが見えるようだが、全体から見れば一部の業種に偏っており、特に設備投資が冷え込んだままの状況で、装置メーカーや、装置用部品関連は引き続き厳しい局面が続いており、ボーナスカットやむ無しと泣かざるを得ない企業が多く見られる。今年の夏と同レベルのカットになるのではないかとの見方が主流だ。
 ただ、夏の状況と比べると、冬の方が不況感が強いとの見方が出ている。夏は良くも悪くも、定額給付金と高速道路休日千円、エコポイント制度などの景気刺激策で、購買意欲を起こさせる一面があったが、この冬は目新しい策が無く、家電関係はエコポイント目当ての買い換えは一巡し、地デジ化需要の立ち上がりも鈍い。エコカー関係は引き続き順調というか、車種によっては納車待ちで売り上げとしては確定しているところがあって、落ち込み感は無いが、新規契約の伸びを期待するのは難しいと見る向きもあり、全体的に消費が冷え込む怖れが出ている。
 事業仕分けもいいが、景気刺激策にも配慮がないと、景気は厳冬を迎え、企業税、所得税が落ち込み、税収が今言われている以上に落ち込むこともあり得る。赤字国債頼りになるだろう。
 さて、来月のボーナス支給日に、笑えるか、泣くか。今から頑張っても遅いから、祈るだけである。

                                 (仲)

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