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2009年7月 3日 (金)

エコ替えの買い時    ~ゆうてもええかな~

 景気が底を打っただの、日経平均株価が1万円の大台に回復しただの、あちらこちらから聞こえる景気のいい話に乗って、日本の経済捨てたものじゃない、と言いたいところだけど。
 状況を見てみると、好調に転じている分野と、一息ついた程度の分野と、まだまだ泥沼にあえいでいる分野とがはっきり分かれている。全体を見ると、景気回復傾向とはとても言えないと思う。不況のどん底からさらに落ち込み続けた感のある、昨年末から今年初めにかけての状態まではひどくなさそうだが。
 生産が回復した製造業の一つは、エコカー。自動車全般で見るとまだとんでもない状態だが、エコカーだけは売れている。買い換え補助と減税も一端を担う。ハイブリッド車が納車5ヶ月待ちとか、7ヶ月待ちとかいうレベルだから、いかに偏った生産状況になっているかがよく分かる。
 それから、回復傾向を示しているのが、家電関係。顕著なのは薄型テレビで、地デジ化・省電力・エコポイントと、二重三重の圧力で買い替えを迫られている感がある。冷蔵庫なども好調で、やはりエコポイントの影響は大きい。
 液晶テレビに関してだけいえば、中国市場の旺盛な動きに引きずられている。家電普及政策を取っているため、需要は底堅い。このまま行くか、日本政府のばらまき政策で一部とはいえ潤っている業界が日本経済の景況を牽引するだけの力があるか。
 この7月が、一つの見極め時期になっている。実際に製造ラインが動いているのだから、その川上の材料メーカーが少し息を吹き返している。先月あたりは8割稼働まで戻しているようだが、それがそのまま続くかどうか。液晶テレビを例に出すと、原材料のうち、画面のガラス板の供給がタイトになっている。数量増加に乗って、値上げ、高級機種投入のタイミングでもある。8月以降の状況がまだ不透明で、不透明だからこそ、各企業は設備投資を控えている。だから、設備メーカー、部品・金型などの治具のメーカーは、不景気に沈みっぱなしである。ここが動かないと、本当に景気がそこを打ったとは言えないと見た方がいい。
 冬商戦がまだ見えない今が、買い換えの一つのタイミングと思うのだが、エコを全面に出した買い換えには抵抗を感じている。エコというなら、ちゃんとリサイクルしてくださいよ。海外に横流しとか、廃棄とかいうのは無しですぜ。
                                         (仲)

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