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2009年7月24日 (金)

地デジ化まであと2年    ~ゆうてもええかな~

 アナログ放送が、あと2年で終わるそうだ。2011年7月24日をもって、地上波はすべてデジタル放送に切り替わるらしい。断定して書いていないのは、私自身内心、あと2年で本当に移行できるかどうか微妙と見ているからだ。
 送波側、すなわちテレビ局側は、なんとしてでも対応を終えるだろう。地方局が中継局の設置が間に合うか、ギリギリの状態ではないか、間に合わせるとしたらその分の設備投資費用の負担をどう処理するかがポイントではないか。広告収入が減って、テレビ局も経営が厳しい。しかし決まったことだから、カバーするエリアはデジタル放送を送波しなければならない。融資を受けてでもやらなきゃならないはず。デジタル放送のために経営悪化、テレビ局倒産なんてことになれば、目も当てられない。
 受信する側、すなわち視聴者側は、一般住宅の場合ならさほど大きな問題はないだろう。UHFアンテナがあれば、電波は受信できる。あとは端末の受像機をデジタル対応にするか、チューナーを取り付ければ、見ることができるはずだ。
 問題は集合住宅である。共同アンテナで、デジタル放送対応ができていない場合は、そちらの対応工事が終了するまでデジタル放送は視聴できない。この対象になる集合住宅、団地やマンションがどれくらいあるのか、詳しく把握している組織はないだろう。政府や推進委員会が、宣伝すれば受け手側が頑張って対応するだろう、くらいに考えているとすれば、それは図々しい。そもそも地上波デジタル化は、満杯になっている通信電波の波長帯を整理して空きを作り、通信端末が増えるのに備えるのがそもそもの趣旨だったと記憶している。つまり、電波を使う側の都合で、アナログ波を停めてデジタル放送に切り替えるのであって、アナログ放送視聴者にとっては、いい迷惑なのだ。なのに、地デジ地デジと、視聴者側で買い換えるのが責務のようなキャンペーンの仕方が、気にくわない。少なくとも私は、デジタル放送がなくても困らない。
 ケーブルテレビを利用している場合でも、たいてい、デジタル放送視聴のプランは使用量が割高だったり、設備の取り替えに費用がかかったりする場合がある。これを機会にテレビを見るのを止めようか。パソコンがあればさほど困らないし、NHKの受信料も払わなくてすむ。真剣に考えてみようかな。
                                         (仲)

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2009年7月17日 (金)

アツい夏    ~ゆうてもええかな~

 明日、18日から夏休みという学校が多かろう。ただし、新型インフルエンザによる休校分の振り替えで、夏休みが早く終わる学校も少なくない。インフルエンザは、もう終わったかのような無関心ぶりだが、一部では集団感染が発生している。夏休みを元気に乗り切るために、うがい手洗いはしっかりしてほしい。
 この夏は、何かとアツい思いをさせられそうだ。自民党がうろうろしているからニュースで見ないが、22日は、大規模な日食が観察できる日である。皆既日食が見られる南西諸島は、梅雨も明けて存分に観察できるだろう。本州付近は、梅雨前線次第で、どうなるか分からない。週間予報では、雨模様らしいが。
 日食のニュースを覆い隠す自民党。麻生首相は21日にも解散する構えで、どうやらこれは阻止できない情勢だが、どうでもいいけど、投票日は8月30日だと。一夏中、スピーカーを通したうぐいす嬢の声を聞かねばならないかと思うと、今から暑苦しい。蝉の声ならまだ風情があるというものだ。
 あいだにお盆が入る。帰省ラッシュがどうなるか。昨年はガソリン高騰で高速道路の渋滞が少なかったが、今年は高速料金が一部を除いて上限千円のETC割引の影響で、どれほど込むか分からない。8月16日が日曜日だから、Uターンラッシュが集中するだろう。渋滞に巻き込まれ、エアコンをフルに動かして耐える。エコとはほど遠い姿である。
 エコつながりで、エコ替えと称して家電製品を買い換えた家庭も多いだろう。エコポイントの交換対象も決まり、お得な買い換えに喜んでおられるあなた。ひょっとしたら、電気代がかさむかもしれませんよ。消費電力削減をうたっている商品でも、それは同じ容量・性能の製品と比べてのこと。これを機会に大画面テレビにしたり、冷蔵庫も一回り大きくしたり、といった買い換えをしたあなた。せめて、クーラーの使用は控えた方がよろしかろう。それが本当のエコというものだ。
 日食以外は、自民・公明の与党が打った景気対策による一時しのぎである。秋風とともに冷え込むことも大いにあり得る。中国の景気が伸び悩み気味なのだ。アツいうちに景気が底入れするといいのだが、今売れてるのはエコカーと家電だけだから、牽引役にはやや不足。
 せめて鰻で体力をつけるとしようか。
                                         (仲)

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2009年7月11日 (土)

麻生首相はいつまで?    ~ゆうてもええかな~

 この1週間、出張であちこち飛び歩いていて、土曜日の朝、帰宅した。その間ニュースをゆっくり見られず、一週間分まとめて見た。G8サミット、終わってたんだね。
 主要国会議そのものの意義が薄れているのが、中国・胡錦涛主席不在で見えただろう。いわゆる新興国も交えず、G8会議だけで実効あるメッセージを発信できる状況ではなくなっている。
 で、その中でさらに存在感が薄かったのが麻生首相だ。二国間会談も含めて、得るところはなかったと言っていいだろう。我が国日本の代表は、いま、他国とどんな約束を交わしたとしても、実行に移すだけの時間が残されていないと思われているのだろう。
 これを書いているのは、都議会銀選挙投票日の前夜である。一自治体の議員選挙だが、政局を左右すると重要視されている。実際、ここで自民・公明両党の結果次第では、沈みかかっている麻生内閣に大打撃を与えることになる。民主党が勝ったら、ではない。自民党が負けたら、である。
 敗北を待っている人たちが勢いづいて、麻生総裁を追い落とそうとする動きが活発になる。選挙用総裁を仕立てて総選挙に入り、衆議院過半数を取れれば、新総裁が首班指名を受けることになる。自民・公明両党だけで過半数に届かなくてもいい。民主党は議席を伸ばすが、単独過半数は無理と見る。民主党を中心に連立政権を、と考えたとき、政策調整をして連立に加わる党はどこだろう。私は難航するように思う。それより、新総裁を担いだ自民・公明連立に与する方が現実的な選択に思える。
 逆に都議選で自民・公明両党が合格ラインまで議席を確保できたとしたら、麻生首相は早期解散を目論むだろう。麻生総裁で自民党が総選挙に突入したとしたら。そちらの方が、政局は再編を含んで流動化する可能性が高いと思う。細川連立政権が起って自民党が下野した、あのときの状況に近いものを感じる。当時は自民党が中から割れたが、今の状況は、地方の知事が起こす動きに揺すぶられて世論が自民党から距離を置く状況もあり得る。そうなった場合、麻生総裁が自民をまとめきるのは難しい。今の民主党中心での連立は難しいが、再編含みだと、自民党を外した連立政権も充分あり得るように思う。船頭が増えるから、船出から山に登って短期で分解の可能性も高いが。
 大阪に住んでいる私が、都議選に興味を持って注目している。世界に注目される日本ができあがるかどうかの分岐点だと思うから。とりあえず、麻生さんの退場は近い。お疲れ様。

                                          (仲)

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2009年7月 3日 (金)

エコ替えの買い時    ~ゆうてもええかな~

 景気が底を打っただの、日経平均株価が1万円の大台に回復しただの、あちらこちらから聞こえる景気のいい話に乗って、日本の経済捨てたものじゃない、と言いたいところだけど。
 状況を見てみると、好調に転じている分野と、一息ついた程度の分野と、まだまだ泥沼にあえいでいる分野とがはっきり分かれている。全体を見ると、景気回復傾向とはとても言えないと思う。不況のどん底からさらに落ち込み続けた感のある、昨年末から今年初めにかけての状態まではひどくなさそうだが。
 生産が回復した製造業の一つは、エコカー。自動車全般で見るとまだとんでもない状態だが、エコカーだけは売れている。買い換え補助と減税も一端を担う。ハイブリッド車が納車5ヶ月待ちとか、7ヶ月待ちとかいうレベルだから、いかに偏った生産状況になっているかがよく分かる。
 それから、回復傾向を示しているのが、家電関係。顕著なのは薄型テレビで、地デジ化・省電力・エコポイントと、二重三重の圧力で買い替えを迫られている感がある。冷蔵庫なども好調で、やはりエコポイントの影響は大きい。
 液晶テレビに関してだけいえば、中国市場の旺盛な動きに引きずられている。家電普及政策を取っているため、需要は底堅い。このまま行くか、日本政府のばらまき政策で一部とはいえ潤っている業界が日本経済の景況を牽引するだけの力があるか。
 この7月が、一つの見極め時期になっている。実際に製造ラインが動いているのだから、その川上の材料メーカーが少し息を吹き返している。先月あたりは8割稼働まで戻しているようだが、それがそのまま続くかどうか。液晶テレビを例に出すと、原材料のうち、画面のガラス板の供給がタイトになっている。数量増加に乗って、値上げ、高級機種投入のタイミングでもある。8月以降の状況がまだ不透明で、不透明だからこそ、各企業は設備投資を控えている。だから、設備メーカー、部品・金型などの治具のメーカーは、不景気に沈みっぱなしである。ここが動かないと、本当に景気がそこを打ったとは言えないと見た方がいい。
 冬商戦がまだ見えない今が、買い換えの一つのタイミングと思うのだが、エコを全面に出した買い換えには抵抗を感じている。エコというなら、ちゃんとリサイクルしてくださいよ。海外に横流しとか、廃棄とかいうのは無しですぜ。
                                         (仲)

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