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2009年5月31日 (日)

GM破綻のその後    ~ゆうてもええかな~

 クライスラーに続き、GMも、連邦破産法の申請に踏み切る。そのこと自体は織り込み済みで、今日明日どうこうなるわけでは無さそうだが。
 GM本体への支援と再生がスムーズに進めば、その周辺、特に部品メーカーへの影響が少なくて済むから、経済への波及も限られた範囲に留まるだろう。回復のめども立てやすくなるというものだ。
 国内を見てみると、エコカー減税のおかげで、ハイブリッド車の売れ行きが伸びている。車種限定でも、ラインが動けば、周辺の部品メーカーも動く。現に、先月あたりから部品の作り込みに動いている。順調に動けば、多少は景気浮揚に貢献するだろう。
 若干脱線するが、エコポイントのおかげで、デジタル家電の売れ行きが伸びている。一応、エコポイントの対象には冷蔵庫やエアコンも含まれているが、デジタル放送対応テレビが相当強い。そもそも薄型テレビは、中国の普及政策によって在庫が捌け、品薄感が出ている。そこへ国内需要も急激に立ち上がったため、やや好転している状態だ。
 しかし、そのまま浮上するかどうかは分からない。今のところ、夏のボーナス商戦後の状況は読めない。一部機種を除いて、生産の前倒ししての作り込みの動きがないためである。
 車もそう。ハイブリッド車の生産量増加傾向ではあるものの、生産量を前倒しする動きがない。つまり、入荷まで数ヶ月待ちの状態を、前倒しして作り込む、という状況は見られないのである。他の車種も動かないことには、先行きの伸びがないのである。
 GMは、再生に向かう。しかし、生産量が戻らないと景況の浮揚は見込めない。もう少し、推移を見なければなるまい。
                                     (仲)

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2009年5月22日 (金)

マスクがない!    ~ゆうてもええかな~

 先週、神戸で国内での新型インフルエンザ感染例が確認されて以降、猛烈な勢いで感染が広がった。当初は関西で留まっていたが、現時点で関東でも感染者が確認されていて、状況だけ見れば、国内蔓延も時間の問題、という気がする。弱毒性で、死者や重篤患者が出ていないことが救いである。
 私は関西に住んでいる。数週間前に、非常の備えと考えて、2週間分の使い捨てマスクと、除菌洗浄薬を買っておいた。先週末から関東へ出張に出ていて、これも念のため、出張日数分のマスクを持っていったのだが、関西に戻ったときは、兵庫大阪で感染者が100人を越えていて、マスクは必須アイテムになっていた。
 出張先でも情報は入っていたから、あちこちで追加の使い捨てマスクを探したのだが、どこへ行っても売り切れ。東京、埼玉、山形、その移動中の乗り換え駅近く。どこを探しても、売り切れ入荷待ちだった。唯一、東海道新幹線の売店で売っていたので、5枚入りを一袋補充した。もっとたくさんあったが、そこで買い占めるのは気が引けた。
 国や自治体が強毒性感染症対応のマニュアルを適用したため、うがい手洗いにマスク着用が励行され、一般の企業でも混雑する場所ではマスク着用の指示が出ている。私の勤務する会社でも、通勤時と商談などの面談時にはマスク着用を義務づけている。
 考えるに、そろそろ、マスク着用の義務づけは行き過ぎだと思い直してもいいのではないだろうか。状況は、毎年冬のインフルエンザの流行に近く、うがい手洗いで予防するレベルの対応でいいのではないだろうか。
 もちろん、感染しないように充分注意を払うつもりである。しかし、買い置きは残り一週間分しかマスクがなくて、無くなっても買い足すことができない。政府も自治体も、柔軟に対応してもらわないと、マスク払底だけでなく、病院も対応しきれなくてパンクするかも知れない。適切な対応を望む。
                                     (仲)

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2009年5月15日 (金)

エコポイントでのポイント稼ぎ   ~ゆうてもええかな~

 エコポイント制度が、15日からスタートした。経済危機対策、景気浮揚策と銘打ちゃあ何でもいいのか、と思う。
 地デジ対応テレビ、エアコン、冷蔵庫のうち、省エネ型で、レベルが高い新品を買うと、エコポイントがもらえる。同時に古い家電をリサイクルに出すと、ポイントが加点される。買い替え需要を喚起するため、家電を省エネ型にして家庭での省電力を測るため、なかなか進まない地上デジタル対応テレビ普及促進のため、と、お題目は尤もらしいが、これ、まだエコポイントを付けますよということだけ決まっていて、他は何も決まってないと言っていい。
 まず、エコポイント制度のための予算は、21年度補正予算案に盛り込まれている。補正予算案自体は、13日に衆議院本会議で可決され、参議院へ回されている。つまり、執行しようにも、その予算はまだ案の状態で、審議が終わっていない。それなのにエコポイント制度をスタートさせたのは、予算案は衆院議決優先の原則があるから、衆議院を通過した時点で成立は確定したという判断である。だから、参議院での審議次第で、内容が修正される可能性がある。なのにスタートさせたのは、景気浮揚と地デジ普及のための施策をやっていることを示すための、政府のポイント稼ぎなのである。これ、補正予算成立を待っていると、解散の時期との絡みが微妙になって、総選挙になったときの与党のポイントとして国民に認められなくなる怖れがある。だから、政府は頑張ってますよと今から言っておきたいわけだ。
 しかし、この制度で国民が稼いだエコポイントが、何に使えるのかが決まっていない。ポイントを管理し、交換をサポートする事業主をただいま募集中というから、呆れる。主旨からいって、省エネに逆行する使い方は避けるのが本筋で、一般の商品券やプリペイドカードというのは、智恵が無さ過ぎる。
 始める前に、もうちょっと考えようよ。税金使ってやってることなんだからさあ。

                                    (仲)

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2009年5月 8日 (金)

ETC割引は損か得か   ~ゆうてもええかな~

 ゴールデンウィークが終わり、一息ついた。
 この連休では、高速道路の混み具合が注目された。政府が鳴り物入りで導入した、ETC利用車両の休日割引で、大都市圏を除いた全国の高速道路で、通行料上限1000円に抑えられたためで、例年に比べて渋滞がひどくなるだろうと言われていた。
 結果は、長期間の連休になったために、やや分散傾向になったものの、全体に通行量が多くなり、特に本四架橋、その中でも明石海峡大橋へつながる自動車道の通行量は、通常の6倍にもなったという。大阪から、香川、徳島は日帰り圏内だから、讃岐うどんを食べにひとっ走り、なんていうこともできる。何しろ、片道1000円である。ETC搭載のない普通車は割引がないから、明石から淡路島を渡って鳴門まで、通行料5200円かかるところが、1000円なのだ。
 だから、この高速料金割引は成功だった、経済効果があった、と、国交相あたりは自賛しているようだが、損の部分を見ているだろうか。そもそも、高速道路の運営は民営化されている。政策で値下げを決め、差額を補填しなければ、赤字になるだけで、採算が取れるはずがない。補填は誰がする。政府か。ということは、税金を使うわけだ。
 ETC搭載車だけが優遇されて、鉄道の利用者が減少している。もっと深刻なのが、フェリーである。ゴールデンウィーク中の正確な数字はまだ出てないが、約30%減らしい。採算が取れなくなれば、廃止もあり得よう。
 長い目で見ると、盆暮れの帰省などの混雑期を経るたびに、利用台数は徐々に減り、来年には、例年と同レベルに落ち着くのではないかと思っている。人間慣れると、値頃感を失い、物珍しさの利用者は消えてゆくだろう。で、値下げだけ残って、赤字が膨らむ。
 結局、得をするのは、思いつきの景気対策で支持率の低下を防いだ首相と与党だけじゃないか。このツケは、国債発行高で見える。監視、忘るるなかれ。
                                     (仲)

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2009年5月 1日 (金)

豚インフルエンザ拡大   ~ゆうてもええかな~

 豚インフルエンザがメキシコを中心に世界各国に広がりを見せ、日本でも検疫を強化している。横浜で、カナダに行った高校生が感染の疑いがあるとの報道があったが、検査の結果、豚インフルエンザではないとのこと。二つの意味で安心した。日本での感染事例にならなかったこと、そして一件であるが、検査結果が国に伝わり、情報開示がなされたことは、一応インフルエンザ対応体制が機能している証拠であって、その点は評価していい。
 さて、豚インフルエンザがパンデミック、拡大感染するだろうか。国内でも感染に備える必要があるだろう。しかし、SARSの場合のような、ヒステリックな状況になるとは今の時点では考えにくい。感染性と重大性は、季節性インフルエンザと同等の状況と見られ、これからさらに変異する可能性ははらんでいるものの、死者数の増加が見られないことから、うがい手洗いマスク着用を徹底していれば、爆発的に猛威を振るうほどではないと見られる。
 とは言うものの、インフルエンザであるから、放置すれば流行するし、症状が重い場合は死者も出るだろう。私もマスクと消毒液を用意した。地域封鎖に備えて、飲料水と食料も買い込んだ。必要な準備は怠らない方が良いだろう。
 ニュースを見ていると、新型インフルエンザが政局の話とつながるのが、分からない。解散時期がどうのこうのという発言をする政治家の、その神経を疑う。あんたの頭には国民の健康や生活の心配はないのか。
 インフルエンザ大流行ということになれば、それでなくても医師不足なのに、病院側の受け入れに心配はないのか。そういう不安を尻目に、政局を語るような政治家は支持したくない。政府や政治家の対応にも注視したい。
                                     (仲)

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