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2008年12月19日 (金)

強行採決の間にも  ~ゆうてもええかな~

 この不況、いや、不況よりも強い言葉を使いたいが、まだ世間で適当な言葉が出ていないから、何かいい言葉が出てこないか待っている。「百年に一度の不況」というのは、気にくわない。超大国アメリカが凋落していく姿を見れば、現在のスキームでの資本主義社会が、この先百年続くとは思えないし、続いたとしたら、疲弊して荒廃するなかから再興する、というサイクルが必要になるはずだ。百年もプラスの経済成長が続くと思う人がいるなら、お気楽だと思わないだろうか。
 こうしているうちにも、日本のどこかで、職を失っている人がいる。金策に走り回っている人がいる。行き詰まる企業が出ている。それなのに。政府も政府なら、国会も国会である。政治家も、仕事をしようよ。
 18日、参院厚生労働委員会で、野党3党が出した雇用対策法案が強行可決された。その姿は、お前ら何しとんねん、とツッコミを入れる気も失せるほど、情けないと思った。雇用対策は急がねばならない。そういう民主党の主張は間違ってはいない。でも、本気でそう思っているのなら、自民公明が反対して、衆院に回したとたんに潰れる法案の可決を急いでも、国民には何の恩恵も降りてこない。力を入れるなら、具体的に成果を出せる方向に頑張って欲しい。
 自民も自民だ。話し合いを拒否して強行採決などけしからん、などとコメントする議員がいたが、衆院解散もしないで60日ルールを使って再可決を繰り返す党の、どの口が言うか、と思う。
 そもそも、政府がもたついているのが気にくわない。今の市況は、救急車に乗せられて搬入先を探している企業・失業者が全国にいると思っていい。政府は二次補正予算で治療しなければならない。遅きに失したが、今からでもいい。少しでも、救える患者を救う努力ができないか。
 日本の転換期に立ち会う私たちの将来を、今の政府に、国会に任せていいのか。それくらいの重大な事態だと考えよ。
                                      (仲)

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