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2008年10月10日 (金)

大国金融無策の先は  ~ゆうてもええかな~

 世界的規模の株安、景気後退の局面を受けて、欧米中銀が協調利下げに踏み切るなど、それなりに考えているようではあるが、それだけ。米国の景気後退に対して、自身で抜本的な手を打てず、現大統領ブッシュさんの顔が出てこない。新大統領が決まるのが一月後、その間、いや大統領就任はもっと後だから、それまで何もしない、では、バブル崩壊後の日本と同じく、金融不安と株価、地価低落、含み損から倒産増加、といった流れのままに転がっていくのではないか。
 米国が転落していくと、アジアは大きな打撃を受ける。日本はそれ以前から後退局面に入っていたこともあり、輸出関連が一気に冷え込むと、解散風を起こすのは容易ではない。それでも解散をしたいのが政局の本音だろうが、食品汚染や偽装、値上げ値上げで買い控えが浸透していること、米国余波の大和証券破綻、中小の土木、建築業者の倒産連鎖が中堅の新井組まで到達していることを考えると、原油値下がりや輸入品の円高差益を考えても、好転する局面にない。
 さらに韓国は大きな打撃を受け、中小では経営危機に直面する企業も多い。大幅なウォン安がさらに拍車をかけ、ドル建て輸入取引が苦境に追い込まれ、対米輸出は差益は出るものの輸出量自体が伸びない。液晶テレビの安値大量生産で供給過剰になり、目玉商品が動かなくなったのは痛い。
 中国も無策の極み。玩具に鉛使用など、覚えている人がいるかというくらい、メラミン汚染の影響が広がっている。信頼の失墜に対して有効策が出てこない。自国内の巨大な規模の市場を持っているから、輸出は当てにしなくていいのか。
 欧州はEUで完結し、選挙がらみで無策の米国と日本を白い目で見ている。ロシアは独立独歩。中国、インドも含めたアジア市場が成熟し、世界規模での資本の再編成のメドが立つまで、経済は成長局面にならない気がする。気の遠い話だが。困ったものだ。
                                     (仲)

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