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2008年10月24日 (金)

この不況、誰が止める  ~ゆうてもええかな~

 あんまり暗い話はしたくないのだが、楽しい話題が見つからない。
 人は車に引きずられ、妊婦は入院を断られ、円は1ドル90円まで下がり、株価は8000円を割り、倒産件数は増え続け、物食えば中毒で入院し、冬のボーナスは期待薄。
 残酷にも暦は進む。10月ももう下旬、実は職場があるビルの敷地で、クリスマスツリーの設置工事が始まっている。高さ十数m、緑色の鉄骨をツリー状に組み立て、人工芝みたいなのをぺたぺた貼って、固定してイルミネーションで飾ればできあがり。工期は10日くらいかかる。
 クリスマス商戦で、さて景気は回復するだろうか。夏頃には、設備投資が延期ながらも実需があったのだが、ここへ来てまた、延期ではなくキャンセルが出始めた。これは痛い。年末年始へ向けての販売・資金回収の見込みが立たないから、設備導入を止めるのだ。機械機器、川下の製造業も受注を減らしているところが多く、赤字覚悟など多少のリスクを背負ってでも注文を受けて、ラインの稼動を止めないようにするので精一杯。儲けも欲しいが、赤字を膨らませたくない。
 実業は上昇の見込みがない。大手スーパーなどで、値引きセールを積極的に打ち出し始めていることからも分かる。先に麻生内閣は補正予算を組んだが、応急処置にもなっていない。なぜなら、中国を筆頭とする新興国の経済成長が鈍化している、即ち、日米欧諸国の企業の製造部門を担っているの生産量が伸び悩んでいるのだから、日本国内で予算をばらまいても、世界的潮流に飲まれてしまっては、下手に棹させば折れるというもの。
 日本はバブル崩壊を経験している、などと国際社会にアピールするのは恥さらしだと思う。金融機関を保護して、どれだけの企業を虐げてきたか、日本の企業の体力を削いだか忘れたか。数字のやりとりに終始する企業の含み損を心配するより、底力である技術力を支えてモノやワザを売る体質にしないと、根本的な脱却はできないと思うが、いかが。
                                       (仲)

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